ネット社会が発展するとともに、人の褌で相撲を取って、稼ぎの多くは自分に入れるビジネスモデルが急増していると思います。この掲示板で問題提起をした、ホストとゲストをマッチングさせるサイト、無許可タクシーを紹介しているサイト。各国の警察から取り締まられるリスクを極力なくし、利用者にリスクを背負わせ、違法あるいは、条件付きで合法といったビジネスを展開させるのがトレンドになっています。
今回は、日本人現地ガイドや現地に精通した添乗員を登録させ、チャットを使って旅行者からの質問に答えるというサービスです。利用料金は1日あたり1500円(高いやろ?)、質問は10分以内に回答するとしていますが、このサービス、果たして合法なのだろうか?
海外で日本人が働いて賃金を得るには、通常それに応じたビザを取得しなければ、職に就くことはできません。収入があれば、もちろん納税もしなければいけません。国によっては、資格を持たない者がガイドをすることを禁じていますので、こういった国では、その国の国民であっても無資格でのガイドは違法な行為となります。
各国が外国人の労働を制限する目的は、自国民の職を、外国人に奪われないよう、保護をするという狙いがあります。昨今増えてきました、ノマドワーカーが世界中の好きな場所を選び、ネット回線を通して仕事をし、収入を得ています。彼らの行為は、滞在先国の国民から仕事を奪っているのではないだろうか?「地球の歩き方掲示板」など、無料で提供された善意の情報が、無断で転載される恐れはないだろうか?
みなさんはどうお考えになりますか?