都市州と森林州というのがあるようです

私はお隣のオーストリアが専門なのでスイスの歴史はよくは知らないので最初は日本のガイドブックの湖の日本語訳の「4つの森林州湖」は変な名の湖だなと思った程度です。

スイスには森林州と都市州があるようですね。6つの森林州と7つの都市州の連邦からスタート、今はもっと多くのカントン(州、準州)からなるようですが。都市州はチューリヒ、ベルン、バーゼルなどのようです。

もっとも原初は4森林州湖を囲む高原をなす森林州3州で、うちウンターヴァルデン州が今は2つの準州に分かれたので、4つの森林州か、原初3州に湖を囲む残りの1州、ルツエルン州を加えて4森林州と呼ぶかのどちらかでしょう。ルツェルン州も森林州らしいので後者かな。

4つの森林州に囲まれた湖だから4森林州湖または4つの森の州湖と呼ばれるのでしょう。

原初3州のうち、シュヴィーツ州はスイスのドイツ語国名シュヴァイツのスイス・ドイツ語発音でスイスの国名の由来らしいです。

独とオーストリアのドイツ語は濁る、濁らない程度でそれほど大きな違いはないのですが、スイスの独語とは米語と英語くらいの違いはあるようです。

ポチ、ミケさんが疑問を呈しなければ、検索することもなく、一つ物知りになれましたのでお礼申し上げます。

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1件のコメント

  • 名詞が5個連なると読むの難しいですよね。

    結局は 四(森林州)湖 が正解なのですね。 ありがとうございました。

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    四森林州湖など現地語呼称が大切なわけ

    ロビンフッドに因む、スイス創始の3つの森林州を含む4つの森林州に囲まれた湖であることから命名されたということでしょう。
    日本での国名の「スイス」はスイスの大部分を占める多数派の独語Schweizシュヴァイツや独語のスイス発音のシュヴィーツでなく、少数派のフランス語というのが不思議というか面白いですね。列車の車掌も検札のあとダンケでなく、メルシーというのも「アレ?」と思いました。少数派尊重なのでしょうか?

    日本ではフランス、スペイン、イタリア、オーストリア、、フィンランド、ノルウエイ、スウエーデン、デンマーク、ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、スロヴェニア、クロアチア、ブルガリアなど英語か英語に近いを呼称を国名にしているのが大半ですが、スイスだけがスウィツァーランドでなく仏語なのです。

    国名は固有名詞ですからその国で呼ばれている呼称を日本でも呼ぶのが理想的だと思うのですが、ドイツ語圏3国ではドイツは独語ドイチュラントに近いからいいとして、独語のエースタライヒ(オーストリア)はそう変えれば、混同がめちゃ多いオーストラリアと混同されずに便利ですが、観光局がラリアとリアが紛らわしいと、オーストリー・ハンガリー帝国時代の「オーストリー」に呼称変更要請したものの普及しないようです。

    イタリア、ギリシャ、イギリス、スイス、ドイツ、オランダ、ベルギー、トルコなど英語でない呼称もかなりあるのが救いです。
    共通語としての英語はやむをえないとしても、国名、地名は多様性のある世界のほうが旅をするにも面白いですから。
    だって、四森林州湖の英語呼称レイク・ルツェルンでは、湖の呼称がスイス建国に因む3つの森林州+もう一つの森林州に囲まれた湖から名付けられたことがわかりませんから。