最初の欧州一周は浅く、広く、2度目からじっくりのほうがいいかも

過去に欧州一周に際し、7日、15日、1,2,3か月のグローバルパスを計10数回利用しましたが、すべて
連続タイプで、フレキシーは皆無です。割高でとても利用する気がしなかったからです。

連続タイプはパリやローマ、ロンドン、ウィーン、フランクなど2,3,4,5連泊などしても
パリ(ベルサイユ、シャルトル、ロワール城館群、モンサンミッシェル)、ローマ(ナポリ・ポンペイ、チボリ、アッシシ、ヴィテルボ、オルヴィエート)、ロンドン(ウインザー、オックスフォード、ケンブリッジ、ストラトフォード、バース)ウィーン(ドナウ下り、セメリング鉄道、ブラチスラバ、ブダペスト)、フランク(ハイデルベルク、ライン下り、ケルン、ローテンブルク)など日帰りに利用したので、パスを使わない日は滅多にありませんでした。

例えば、パリでは午後遅くまで市内散策(パス不使用)のあとベルサイユ、翌日は同じくパリ散策のあとシャルトルへなど片道30分~1時間の近郊へは滞在都市観光のあとパスを往復に使いました。
伊ではフィレンツェ、ミラノから30分~1時間程度で行ける観光地が多いのでフィレンツェ、ミラノ観光以外は毎日パスを使うことになるでしょう。
15日パスではとても対応できません。別運賃となり、往復の普通運賃の高さに最初から連続パスにしておけばよかったと思うかたが多いと思います。

グローバルパスは高速列車、特急も含め33か国の列車乗り放題という夢の特典を最大限利用して、できるだけ多くの国、観光地を回るほうがいいかも知れません。

パリやローマ、ロンドン、ウィーンなどこれから何度も行く可能性が大きい都市の市内観光は最初のグローバルパス利用から1日で5か所程度の観光スポットめぐりにとどめ、毎回少しずつ(1日程度で)訪問スポットを増やしました。

友人は1回目は同じで、その後ロンドン、パリ、ローマなど5日前後の安い(冬は激安)フリープランツアーに参加してじっくり堪能したようです。

見どころが多い、グローバルパス利用時は最初からがっつり観光してしまうと、パスの特色を生かせないので以上の都市の観光は最小限にとどめるのが上手なパス利用法だと思います。

欧州中央部でも季節の進み具合が日本とは1か月違う(北海道と同じ)ですが、北欧は1か月半~2か月は違い、観光シーズンは6~8月上旬(よって7月が中心)で、8月中旬になると大学寮利用のサマーホステル・ホテルは休館になるほどです。9月15日ころにノルウエーの一部のフィヨルド観光フェリーやバスや運休になったりしますし、10月からはもう冬(初冬)です。

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