1月19日木曜日、ドッキのAL-MISSAHAにある写真屋でパスポート用写真を撮った。
スーパーMETROの手前にある「KODAK EXPRESS SPOT FOTO」と書いた屋根のついた写真屋である。
「日本のパスポート用の写真を撮りたい」と言うと、店のスタッフは、パソコンの画面に、日本の外務省のホームページを出し、パスポート用の写真の規格をアラビア語で確かめた。
デジタルカメラで、写真を撮った後、パソコンにデータを取り込み、サイズを調整して、写真をプリントアウトしてくれた。
12枚で、25ポンドだった。
店にあった物差しで計ると、頭部が縦31mmしかなく(規格では、34mmプラスマイナス2mm)、それを指摘すると、店のスタッフは、「物差しじゃなく、ソフトの方が正しい」と言った。
2月1日水曜日午前、カイロの日本大使館へ行き、写真の規格があっているかどうか、調べてもらった。
「顔の長さが足りない」と言われた。
午後、写真を撮ったドッキの写真屋に行き、抗議して、写真を撮りなおすよう求めた。
写真屋のスタッフは、「マネージャーがいないから、午後5時以降か、明日朝に、もう一度来い」と言った。
私が、「そのパソコンに、データがあるはずだ」と指摘すると、写真屋のスタッフが、パソコンのデータを調べ始めた。
あった!
写真屋のスタッフは、そのデータの写真を使って、サイズを調整し、もう一度、プリントアウトした。
物差しで計ると、頭部は、36mmぎりぎりだった。
先の12枚は返し、新しい写真12枚をもらった。
2月2日木曜日午前、カイロの日本大使館へ行き、再度、写真を確認してもらった。
大丈夫だと言われた。
エジプトでは、何でも、念を入れましょう。