レポート

イエメン 2013年3月 最新情報

公開日 : 2013年04月06日
最終更新 :

2011年以降のイエメンについての情報がほとんどないので、こちらで書かせていただきます。
自分自身も治安などの情報がなく行く前にとても困ったので参考にしてください。
これはあくまで僕が感じたことであり、安全か危険かなどについては責任は持てません。あくまで個人の一意見です。
イエメンに訪れた期間は2013年3月6日から15日です。
最後に写真、ツアー会社の連絡先などを載せています。
現在、手続きを踏めばアライバルビザも取れるようになったので、長期旅行の方などもイエメンに行くことができます。
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①情報集め
2011年以降全くイエメンに行った人がおらずネットで検索しても1人しか見つかりませんでした。その方に連絡をして、2011年以前に行った人のブログなども参考にし、Happy travel to YemenのMohmmedと連絡を取りました。ムハンマドは返信が早く、せっかちな僕としてはとてもよかったです。
2008mohmmed@gmail.com これがムハンマドの連絡先です。「日本人で掲示板を見てメールした!」と言えば、わかってくれると思います。日本語対応も可能ですが、英語より返信が遅くなります。
あとはtwitterなどの呼びかけで人ほど行く人を見つけ情報交換しました。

②宿泊
僕は通常の安宿やゲストハウスなどではなく旧市街の貸家に泊まっていました。当初は安くて日本人にも有名なマナハツーリズムに泊まろうと思っていたんですが、出発2か月前にマナハツーリズムからほど近い新市街のタハリール広場で外国人3名が部族に誘拐され、アルカイダに売られるという事件が発生して、なるべく新市街に泊まるのは避けようと思いました。
それに旧市街のホテルは最低30$からということで、9泊する学生の僕には金銭的にきつく、ムハンマドに無理を言って、貸家を抑えてもらいました。値段は約束のためちょっと言えませんがspecial priceでした。
あと観光客がいないのでホテルがどんどん閉鎖していっています。
③ツアーに関して
サナア旧市街だけの目的ならツアーは必要ありません。

サナア郊外に行くときはパーミッションが必要になります。このパーミットなんですが、自力で取れるか取れないかが流動的で僕が行ったときは自力では無理でした。
自分が使う旅行会社とドライバーを絶対に書かないといけないのでツアーを組むしかないと思います。また時間的、治安的にも現在はツアーを組んで行くのが現実的かと思いました。
もし自力で行けたとしても、交通費はそんなに安くなく、検問のたびにバスを止めてしまうので。。。

実際に行ったツアーを紹介します。
1日目 サナア近郊・・・ロックパレス(金曜日に行くのが良い)、president mosque,旧ユダヤ人村Bait bows 、おいしいチキン屋さん
この日はサナア泊
ジャンビーアダンスを地元の人と一緒に30分くらい踊ってへとへとになりました

2日目 スラー、ハバーハ(旧トルコ人村)、シバーム・コーカバン(姉妹都市)、マナハ
この日はマナハ泊。ここのホテルでジャンビーアダンスを踊ってくれます。太鼓を演奏させてくれるので現地人と仲良くなって音楽のセッションしました。(音楽ができるような文調で書いてますが全くできません。ノリです)

3日目 ホタイブ→ハジャラ トレッキング 3~4時間
 トレッキングは楽だと聞いてたんですが、標高3000m近いのでだいぶきつかったです。トレッキング自体はしてよかったと思ってます。
遅めの昼食後、サナアへ帰る

ツアー値段は今まで行った人に比べてもspecial priceにしてもらえました。値段は要相談です。
ソコトラは絶景というものより文化、人に興味があるため、残念ながら行っていません。情報なくてすいません。
旅行するみなさんがこのツアーの料金で悩むと思うのですが、一人旅だとシェアする人がいないのでやはり辛いです。マナハツーリズムにもシェア相手を探しに行きましたが2か月ほど宿泊客がいないと言ってました。

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  • 続き

    ④イエメンの治安など
    イエメンの治安については諸説ありますが、外務省からは「退避勧告、いかなる理由であっても渡航は延期」となっています。
    実際、危険を感じることはなかったどころか、海外に行ったら必ず感じる「イラッとする」ようなことがなかったです。短気な性格なんですが、これには自分も驚きました。
    しかし滞在中、朝目を覚ますと停電しており、「なんで停電してるんだ?」と聞くと「昨日部族が発電所を爆破したんだ」と言われたり、日本では考えられないようなことも起こるので正直何が起こってもおかしくないと思います。
    僕は無事に帰れたので大丈夫と言えますが、実際ニュースになってない誘拐、殺人も多々あるのが現状です。なるべくリスクを減らすために完全にイエメンスタイルで出かける工夫もしましたが、結局顔ですぐにわかるので「運!」これに尽きると思います。
    日本人には滞在中一人も会わず、イエメン全土で旅行者としてはその期間一人だけだったようです。在イエメン日本大使館のSさんもわざわざ宿泊してるところまで来ていただき、安全のしおりをいただきました。

    ⑥Mohmmedについて
    ツアー会社(会社と言ってもオフィスはなく、自宅でやっているだけですが)のムハンマドですが。彼は本当に信頼のできるいいやつでした。当初は、一人ツアーが高いので行くつもりはないときっぱりムハンマドに言っていましたが、彼はそんなこと気にするそぶりもなく、サナアを案内してくれたり一緒にご飯に行っておごってくれたりしました。
    日が経つにつれ気が変わり、ムハンマドにツアーを頼みました。この間一度もツアーを強要されることはなかったです。
    なにか質問があればなんでも答えてくれるので是非聞いてみてください。

    ⑤イエメンを旅行して
    人によって目的が違うので、一概にはなんとも言えませんがイエメンの文化、人、景観は今まで感じたことも見たこともなく刺激的でした。イエメンの男性は情に厚く、友達になったらまめに連絡をくれます。女性は 3人とほんの少し話したくらいで、イスラムが厳しいと思いました。
    写真撮影にはやはり注意が必要です。
    ツアーやイベントがあるとき以外は一人で行動していました。新市街、旧市街は一人で夜遅くまで歩いても僕は問題なかったです。他にはムハンマドが通っているジムに一緒に行ったり、スコットランド人の友達になったやつとイエメン英語学校の学園祭にも参加したりいろんな体験ができました。普通の服で行動するより、イエメンスタイルで行動したほうがより面白いことが起きると感じました。今まで行った人の多くが言うようにもう一度訪れたいと思う国の一つでした。
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    連絡先を載せておきます。
    ムハンマド 2008mohmmed@gmail.com
    Taiki moriyama  taikimoriyama.0811@ジーメイル
    質問などがあればどうぞ。悪用はご遠慮ください
    写真のリンクです
    https://www.facebook.com/media/set/?set=a.412243508871637.1073741826.100002579743683&type=1&l=1db72c7e94

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