北タイのナーンという町へ来ています。
宿の自転車を借りて、ワットプーミンへ。子ども達が本堂内陣の彩色壁画を説明してくれるようになりました。
ここの壁画は有名になって、西洋人旅行者も訪れるようになりました。
タイ語だから説明を傍で聞いていてもよくわかりません。
本堂の外に小さなパビリオンがあり、地獄の様子が表現されています。
地獄の鶏の頭をした人物像。案内の女の子にあれは何、なんて聞いたら「ガイ」。鶏なのか。鶏人間なのか。
近くのワット・ミンムアンという寺院は真っ白で、こちらの寺院は知名度はないけれど、チェンラーイのワット・ロンクアンに似ています。
ナーン国立博物館は門が閉まって人しか入れず、自転車では入りにくかったが、上階を改修中でした。
国宝の黒象牙は階下に移されていて見ることができました。閲覧料なし。写真撮影も可。
自転車のチェーン錠の鍵。どこで落としたかと思ったら、宿の自転車置き場にありました。よかった。
午後はバーン・ノンブアへ。ちょうどワット・プラヴィエンタイの前に青ソンテウが停まったので待ち時間なし。
小一時間ほど、ナーン川の橋の手前で下車。
通りかかった村人がバイクの後ろに乗っていくように勧めてくれたのですが、道中の写真や沿道の変化を見て歩きたかったので、ありがたかったけどお断りしました。結果的には少しでも急いだほうが良かったのです。
村の入口に新しいカフェなどができていました。
真冬の日本から来て、30℃を超す炎天下を歩くのは大変で、冷たい飲み物でクールダウン。
ワット・ノンブアの境内で子どもたちが伝統音楽の稽古をしてもらっていました。
ロットトゥーで来るタイ人のグループが増えているようです。
ここの壁画のほうがワット・プーミンのより傷みが激しいのですが、それでも今なら部分的には良い民俗画を観ることができます。
境内の奥ではタイルー族の織物作りのパフォーマンスをしています。
お客があるのはいいことです。
帰りはナーン川の橋の突き当りで、オレンジ色のローカルバスか青ソンテウが来るのを待ちます。午後3時を回ってチェンライからの青バスは行ってしまったでしょう。
空車の青ソンテウが左折して橋を渡っていきますが、ナーン方面の車は全然来ません。50分ほどすると橋の向こうから青ソンテウが数台。合図しても停まってくれません。オレンジの袈裟を着た坊主たちで満席です。
最後のロットトゥーに声をかけるとこれも坊主で満席。
なにか行事があって路線ソンテウがチャーターされたのかもしれません。
まだ車はありますか。まだあるよ。
最終便が行ってしまったわけではないのが救い。
その後もバスもソンテウもなかなか通らず、1時間15分待ちでした。うーんくたびれた。
前回は待つほどもなくナーン行のバスに乗れたのにね。
青ソンテウはほぼ満席でしたが、わたしの乗車後は乗客が増えず、そのままナーンへ戻りました。
所要50分ほどで午後5時15分帰着。
かかった費用はアイスカフェラテ40THB、ソンテウ運賃片道35THB×2。合計110THB。