レポート

『20世紀に暮らす日本人』

公開日 : 2018年02月11日
最終更新 :

異論はあるとしても、TVショッピングのテロップ、

<個人の感想です>

という程度に思って読んでください。
ダダの話のネタとして書いていますので。

ロンドンに長期滞在して帰ってきた中国人の知人と
先日食事をしながら話をする機会があり、面白い話を聞きました。

曰く、ロンドンで、日本人(の観光客)だ、
と遠くから見るだけで、すぐにわかる、と。
何度か、道や場所の案内をするお手伝いをして、
確信に近いほどらしい。

どういうことかというと、
日本人はグーグルマップを使わずペーパーマップを見ながら
場所の確認をしているって。
なるほどね。

上のタイトルですが、その彼女が言ったことではありません。
そういう皮肉を言うひとではないので。

なにしろ日本人はいまだ20世紀に住んでるからね、
と私が憂国の思いから(大げさ過ぎw)、言ったことです。

私はもちろん、必ずしもそういうのがいけないとは思いません。
日本人は印刷物に信頼を寄せる(というより信じている?)ところがあって、
印刷物の文化を大事にする国民性だと思うから。

でも、話を聞きながら、彼我の差を感じずにはいられないのでした。
もう、日本はガラパゴスから抜け出せないのかも。
(必ずしもそれがいけないとは言いませんけど。)



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3件のコメント

  • 18/02/13 11:20

    じゃあ私は日本人とは思われてないのか

    かなり前から海外旅行でスマホのオフラインマップを使ってます。
    旅行前に必要な地域を切り出しておけばSIMが手に入らなくても、SIMがあってもデータ使用量を気にしなくて済みますので便利です。
    でも、時々GPSの誤差で橋を歩いているのに水の中を歩いていたりして。
    最近Google Mapでもオフライン操作できるようになりましたが。

    また、込み入った露地なんかだと紙ベースの方が手っ取り早い事もありますし、一番手っ取り早いのは人に聞くことだったりします。

    昔まだネットはモデム接続が主流だった頃、仕事で海外と文書で通信する際に、メールでやりとりしたいから会社の電話に(自前の)モデム付けさせろと言ったら総務にFAXがあるからFAX使えと言われてダメだこりゃと思ったことがあります。

    メールなら国内アクセスポイントまでの通信料10円くらいで済むが、海外FAXだと数百円かかったのに。
    それならTELEX(死後?)の方がまだマシだったのに。

    でも我が家もFAX手放せないんですよ。
    義両親がスマホもガラケー(のメール)もPCも使わないもんで。
    FAXでさえ導入する時にひと悶着あったし。

    最近FAX買い換えましたが、ロール紙使うのってもう無いんですね。
    今の主流はメモリにFAXデータため込んで必要なものだけ普通紙に印刷するんですね。
    FAXはFAXなりに進化してるんだ。

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    思われてないと思います

    誰がどこからやって来たということなど誰も気にしないと思うので。
    レポートの内容は個人的に興味をもって観察しての見解です。
    なお、ペーパーマップというのは歩き方ガイドブックや広げるタイプの地図、両方です。

    marujuさんは昔からずいぶんと先進的なとりくみをされてきたんですね、
    社内に必要な人なんだけど、どこにでも抵抗勢力がいます。
    特に上の方にそういうひとがいると、、。

    書き込みありがとうございました。

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  • Re: 『20世紀に暮らす日本人』

    香港一番さん こんばんは

    なるほど、ロンドンで紙の地図を持って歩く東洋人をみかけたら、
    高確率で日本人旅行者ですか。

    モバイル決済利用率もアジアで群を抜いて低かったのではありませんでしたっけ。
    日本人はなぜそこまで現金が好きなのか!とマジ顔で中国人に問われたことがありました。
    東京で(笑)。

    20世紀までに発達したものが使いやすすぎて、次の段階に移れない、という現象もあるかもしれません。
    リープフロッグ現象の逆で。
    ファックス、印刷物、現金、あとなんだろう。

    あるいは、人口動態が高齢層に偏ったからかもしれません。
    そんなやり方は聞いたことがない!(だから今説明しているですけどもダメっすか)、って調子で変化が排除されてしまうとか。

    取り留めなく書いてしまいましたが、
    大切に守り次世代に引き継ぐべきは日本語のみ、ここは絶対に変えてはならない。
    あとは~、昭和時代にできあがった”伝統”や”習慣”や”常識”などさっさと捨てちまえ、と私は思っています。

    では!

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    ファクス

    夏草やさん、
    コメントありがとうございます。

    いまの日本のオフィスでファクスこそ20世紀的象徴ですよね。
    日本人はよほど20世紀が住み心地がいいらしい。

    日本人のお人好しも、原因としてあるのかな。
    マイクロソフトもアップルもグーグルも日本から出てこない。
    アメリカさんは隙あらば競争相手を徹底的に排除して
    100パーセント、市場を取りにいきますからね。
    ウインウインなんて日本人のメンタリティーなのでしょうか。
    ドコモはいいところまでいっていたのに、甘い、甘すぎる。

    さっさと捨てちまえ、ですか。夏草やさんも思いきったことを言いますね~、
    抵抗勢力、って言葉をひさびさに思い出しました(笑)

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  • 住居番号表示システムの違いも一因

    日本の住居番号表示システムは欧米とは違い、区画ごとに番号が振られています。また郊外では住所という概念すらなく土地登記用の地番を住所の代わりに使っているところすらあります。このような住居番号表示システムでは地図がないと目的地にたどり着くのが難しいため、日本人の深層心理には地図でランドマークを見て目的地を探すということが刻み込まれているのです。
    欧米の都市ではすべての交差点に通りの名前が書かれていて、道路の片方の建物には奇数、もう片方には偶数の住居番号が表示され、番号は昇順になっているので住所がわかればあんまり地図を見る必要がないのですが、ずっと日本で生まれ育った人にはそれがわからないのでしょうね。
    余談ですが、日本の「住居表示に関する法律」では欧米式の住居表示が認められています。しかし日本で欧米式住居表示は見たことがありません。

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    住所表記の違いと、慣れ

    Imhardlyworkingさん
    コメントありがとうございます。

    確かに日本で住所を探す方法に慣れきっている日本人は外国にいっても
    日本的感覚で場所の確認をするのかもしれませんね。逆に外国人は日本に来て、
    住所を探すのに、わけわからん、という感覚らしい。
    でも、スマホはどこで買っても、中のマップは基本的に世界共通だろうから、
    それを使うと楽なんですけど、それでもペーパーマップを使う、
    っていうのがいまだに日本人には多いのかも。年代によっても違うんでしょう。
    文化の違いかそれとも
    IT化に乗り遅れているのかの評価はこのコメント内では置いておくこととします。

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