2020/1/4時点でのイランの治安状況に関するレポートです
米軍による司令官殺害でテヘラン市内では1/4にデモが発生しています。
現地ガイドによれば、デモは一部の組織(イスラム革命防衛隊）のみが実施しているそうで、そのほかの国民はある程度静観している状態で、国際線空港IKA（テヘラン空港）も警戒はそれなりに厳しいですが通常どおり動いていました。
また、テヘラン以外の都市では大きなデモは起きていないそうで、観光地のシラーズ、イスファハーンなどは特に変わった動きは見られなく、影響は受けていないそうです。
しかし、在イラン大使館からはたびレジ登録の滞在者宛に以下のメールが届いています。
しばらくは、イランを旅をする場合には十分、二国間の状況に注意すべき状況のようです。
以下、1/3の大使館からのメール
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米国によるイラン革命ガード司令官の殺害に対し，今後，緊張の高まりが懸念されます。
１ １月３日，イランは，革命ガード司令官が米国の空爆により，イラク・バクダット空港付近で殺害された旨発表しました。これに関し，明日以降，イラン国内において，反米デモが予定されているほか，更なる緊張の高まりが懸念されます。
２ 従いまして，今後，不測の事態も排除できないため，各報道・メデイア，当館からの最新の情報の入手に努めるとともに，外出の際は，くれぐれも注意し，デモに遭遇しましたら，決して近寄らず，安全の確保に十分御注意願います。
３ なお，当地滞在中の邦人の方で，邦人の被害を知り得た方は，以下大使館代表電話への連絡を御願い致します。
４ 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-21-22660710(代表)
FAX:+98-21-22660746
e-mail： consular@th.mofa.go.jp
HP： http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
