スペインのマドリード在住の親切な方から、
現地の状況について、ご連絡頂きました。
(当方、今月15日から、スペインを旅行するので)
参考までに、ご紹介します。
■スペインにおけるコロナの状況
コロナは、ヨーロッパではこれからが正念場だと思われます。
ただ、スペイン人はこういった騒動に振り回されないという
ポジティブな国民性であり、人々も到って寛容、普通です。
“慢性疾患を患っている体力のない高齢者は要注意だが
そうでないなら感染したところで、最終的には普通のインフルと
同じだろう”といった見方が一般的な印象です。
火祭りは例年通り開催されていますし、人気観光箇所、たとえば
サグラダファアミリアやアルハンブラ、プラド美術館の休館発表なども
今の段階では閉鎖などの話は出ていません。その傾向すら感じられない
ほど平常です。
コロナを予測して何らかの対策がねられているかどうかはニュースでは
上がってきていません。
コロナ騒動によるアジア人への差別については、
日々マドリードの地下鉄や公共交通機関、施設を利用している範囲では
まったくありません。
ただ、“スーパーで中傷する発言を聞いた”といった話も、無くは無い
ようです。
もっとも、その背景にはもともとどの地方にも排他的な人はいますので、
ごく少数のはしたない人たちによる発言だと受け取っています。
今、スペインに来るとすれば、マスクは着用しないほうが印象はよいと
思います。
(周囲の様子を見ながら、他の人たちがマスクをしていないのであれば)
私達は元気なんだよ、堂々としているほうがよいでしょう。
もちろん、状況は日々変化します。感染者の数は日々増加しています
入国審査で体温を測るという措置もとられているそうです。
まずは皆さんの健康第一にご準備ください。