Q&A

ヨーロッパのトイレ事情を知りたい

公開日 : 2020年05月06日
最終更新 :

感染者数がなかなか減らないヨーロッパの国々では、都市封鎖を少しずつ解除していく方針の様ですが、私が毎年行っているイタリアでは公共の施設やレストランなど、観光客が使うトイレにハンドソープが置いてあったことがないように思います。そのうえ観光客の数がものすごく多いのでトイレは汚れ放題で、使うのをためらうほどなんです。

今ヨーロッパに比べて日本の感染者数がけた違いに少ないのは、マスクだけでなくそのあたりも関係しているのではないかと思いますが、フランスやスペイン、イギリスやドイツのそのあたりの事情を知りたいです。

日本でも徐々に解除していくようですので、とにかく不特定多数の人が触れたところを触った後は必ずせっけんでしっかり手洗いする習慣をつけないといけませんね。

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5件のコメント

  • 20/05/29 10:32

    フランスはありますね

    フランス人は「トイレの後に手を洗わない」などよく言われますが全くのデタラメです。
    高速道路のサービスエリアにしてもどこでも液体石鹸はあり、日本人的にはあり得ないくらい石鹸付けて時間かけて(これは文化)手を洗う人が多いです。勿論、トイレットペーパーも必ず置いて有ります。但し、公衆トイレの中には丸洗い式が多く中に入ったら水浸しの事がありますが、これは仕様です。

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  • フランスしか分かりませんが

    私は20年以上前にフランス旅行をし、そこからほぼ毎年旅行をしここ10年くらいは住んでいます。
    公共施設、レストラン、スーパー等のトイレには液体ハンドソープが設置されています。
    手の乾燥機、くるくる回すタイプのハンドタオル、紙のてふき、などもあります。
    ただ、それらが使い終わってなくなっている状態のこともよくありますが。

    石鹸での手洗いがウィルス対策にはよいと言われてますから
    もちろん、トイレの後石鹸で手洗いをしない・施設に石鹸がない
    というのであれば、ある場所よりも感染率は高くなって当たり前ですね。

    こちらも今週頭から外出禁止が解除されました。
    気をつけている人は今までどおり気をつけ、全然気をつけない人も見かけます。
    久しぶりに会った人が、ハグしようと近づいてきたので断りました。
    ニュースでパリとかの様子を見て「この人達がバカンスで各地に移動する」と考えると、ちょっとゾッとします。

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    少し安心しました

    結局、個人の衛生への姿勢によるものかもしれませんね。

    日本は厚生労働省が出すガイドラインにおいても、高熱の解釈が違ってたとか
    びっくりするような発言が大臣から出るような始末で、
    あらたなガイドラインにも、外出から帰ったら顔と手を洗うとかうたっていますが、
    それよりも不特定多数の人と接した後は外出先でもしっかりせっけん手洗いくらい
    書いて欲しかったです(笑)

    役人の方たちは公用車で送迎されラッシュの電車に乗ることもなく、
    お昼だって自室でゆったりとれるのでしょうから実体験なさすぎだと思います。

    朝日新聞に2度、辻仁成さんのパリからのレポートが掲載されていました。
    テレビで見る様子よりも実際に暮らしている人の息遣いのようなものが
    感じれて胸が熱くなりました。

    少しづつでしょうが日常が取り戻せるようにお祈りしています。

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  • 20/05/08 19:23

    SARS-Cov-2がfaeces中で長生きすることは

    陰性判断にも影響してきます。タイトルに便と書くのは気が引けたのであえて英語で書きました。

    この問題は本当はすごく重要で、このウイルスの主要感染ルートが接触なのか空気中微粒子を含む飛沫なのか、さらに、どちらが発症や重症化により関与するのかという点も含め、すぐにでも結論を出すべきです。このような基本中の基本がまだ解明されていないことに歯痒さを禁じ得ません。殆どが軽症なのに、なぜ重症化するのかという問題に比べ、比較的に解決は容易のはずなのですが。まあ、ライブハウス、屋形船、新型コロナ感染者からの医療従事者感染からは、会話からの感染がメインだとは思いますが。この点で、今でもやっている咳エチケットも時代遅れで、正直うるさいだけです。ブローカーが高値で売ろうとして、ついに値崩れしてしまった中国製マスクが、買値(一枚60円と言われている)を割って、道端やマスクとは全く関係ない店では50円を切りました。在庫を抱えて焦ってきたのでしょう。まだ下がる筈。なので、公共の場ではマスク著用義務化を本気でやった方が良いと思います。身体の表面からウイルスが放出されることはあり得ないので、マスクさえ“きちんと”していれば、なにも2メートル離れる必要はないのです。もう少し科学的根拠に基づいた行動を“強制”すべきでしょう。重症化も単に肺までウイルスが到達するか否かや、呼吸器系内での自然免疫の強弱に関係するのなら、意外に単純。その後は、サイトカインストームでほぼ間違いないので、政府が米国に押し付けられて昨日承認した副作用が強すぎて殆ど効かないレムデシビルを重症患者にのみ投与するのは、常軌を逸していると言っても過言ではありません。閣僚のなかに一人くらいは真っ当な人がいて反対して欲しかった。

    なお、便中にウイルスRNAが検出されたことと症状との間に相関はなく、消化器系に異常も見られなかったそうです。重症化していない患者では、あたかも元の宿主(コウモリと言われている)中では共存しているのと同じく、ウイルスにとっては居心地が良く、新しい宿主にも害がないので、とても良い環境なのでしょう。恐らく、鼻腔や上気道に住み着いているのも同じようなものとみなせるかも知れません。ここに重症化のヒントがあるような気がします。

    今は、気道(鼻腔か喉)からのRNAが二度連続陰性なら、無罪放免なのですが、まずそれで良いのかという点を本文中でも指摘しています。彼らは、二度陰性患者でのその後の発症はなかったと書いています。便中にウイルスがいるということは、小腸(大腸にはACE2がほとんど発現していない)で増殖しているのでしょう。これが呼吸器系に住み着いているものと別物(元は同じだが、細胞が異なるために何かが欠けているとは加工されるべきものがされないとかで)になっていて、もはや感染を起こさない可能性はなきにしもあらずですが、少なくともSARSとMARSとでは便からの感染は確認されています。なので、感染者は最大2ヶ月危険となれば、話は違ってきます。院内と検査場での便からの感染例はないが、以下の点には気をつけろと書いています。旅行者には特に重要。

    However, potential faecal–oral transmission might pose an increased risk in contained living premises such as hostels, dormitories, trains, buses, and cruise ships.

    ここでホテルとは書かずに、ホステルとドミトリーと書いてあるのは、ポストコロナでは従来型の安ければ良い宿などは淘汰されるという説に合致しています。安全が重視されるため、トイレ共同などは嫌われる。タイでは国内線解禁になったものの、食事提供なしとか。国際線も四時間以内なら不要で、これも日本の国内線のようになるのかも知れません(ファーストクラスのみ給仕)。

    最後は、旅行に関係することで、コロナの前と後とでは旅行形態は様変わりするでしょうね。

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  • 20/05/08 08:47

    自分で守る

    今は他人任せは駄目、辛いことですが、他人は一切信用せず、自分で自分の身を守ることです。日本でも基本は同じで、ピンキリです。使うのを躊躇うところから、気持ち良く使えるところの差があります。一般論ですが、有料トイレ以外の公衆トイレは・・・・でしょう。レストランやショッピングモールはまず大丈夫。列車は高速鉄道以外は使おうと思ったことはありません。イタリアやスペイン、フランスならカフェで、飲み物注文して利用するというのが一般的だし。でも背に腹はかえられない場合は、緊急事態ですので、そのような時でも対処できるように準備することです。

    私は以前からトイレのハンドドライヤーは使ったことがありません。電力の無駄だし、これも客がとるビッフェ形式の食事と同様に今後消え去るもののひとつかも知れません。以前から除菌用ウェットティッシュを使っていたのですが、今は携帯用のハンドスプレー容器(これもあっと言う間に店から消えた)に消毒用エタノールを入れて便座を拭きます。70%以下なら100 ml容器でも国際線機内持ち込み可能なので、66%程度にしておけば大丈夫。50%でも効果はあります。でも20%は抗ウイルスとしてのアルコールの意味はないでしょう。

    問題の新型コロナの場合ですが、実はこれが盲点だった可能性はあります。
    The Lancet Gastroenterology and Hepatology March 19, 202
    Prolonged presence of SARS-CoV-2 viral RNA in faecal samples
    陽性患者の呼吸器(喉拭い液)および便からのサンプルを1-2日おきに(便が毎日とは限らなかったためとか)採取してRNAを検出し、二回連続陰性になるまで調べたた結果です。これを1月16日から翌月26日まで継続したという点に脅かされます。まだ、日本が対岸の火事で、クルーズ船も他人事と騒いでいた時期です。76名のうち便陰性は45%で、その患者は呼吸器中RNAは平均で約15日間陽性だったのに対し、便陽性は55%で、そのような患者は呼吸器中RNAは平均で約17日間陽性で多分有為差なしだが、便中RNAは平均で28日陽性。一人の患者は47日間便中RNA陽性が継続した。なお、ゼロ日は発症日なので、実際には50日以上、最悪二ヶ月です。もっと興味深いのは、呼吸器と便からのRNA検出がほぼ同時期な患者もいるものの、多くは呼吸器から数日以上、少なくない患者は呼吸器からのRNAは陰性となってから1~2週間経過してから検出されています。また、その時点での記載ですが、それまで便から経口感染例は報告されていないということです。以前にも書いたのですが、呼吸器由来(鼻水や痰)での感染実験(人は使えないので、あくまで細胞レベルです)は成功していますが、便からの感染に成功した例はないと思います。ですから、便から感染するか否かは不明です。尿と異なり、便は血液経由ではないので(胆汁酸でウイルス粒子は破壊されます)、ACE2が一番多く発現している小腸由来でしょう。

    Aerodynamic Characteristics and RNA Concentration of SARS-CoV-2 Aerosol in Wuhan Hospitals during COVID-19 Outbreak
    ここでは、院内でのエアゾル粒子分布を調べていて、管理区域の医療従事者詰め所には0.01μの微粒子(ほぼウイルスそのもの)から5μのものまで同等に分布しているが、より管理された部屋では、着替え室では、N95でないとトラップ不可能な0.25-0.5μのエアゾルだけが見られ、さらに一般エリアで一番汚染しているのがトイレだったこと。さらに、感染研の調査でもバスルームトイレ下の床の汚染が一番だったことから、にわかに便が注目されています。

    SARSの時の香港での集団感染が、一人の感染者の部屋からの下水がエアゾルとなって他の部屋に拡散したのが原因とされています。トイレの場合も、直腸粘膜から感染よりは、水洗時のエアゾルは感染源になるし、やはりハンドクリーナーはエアゾルの温床ですし、手を洗わないことは感染要因としては極めて大きいと思います。ACE2の発現には雌雄差なしらしいので、やはり生活様式(生活習慣と単純な性格)が要因なのかも知れません。

    ウォシュレットは感染要因を減らすので、今後は世界標準になるかも知れません。当然、スイッチには直接指を触れないこと。例えば、トイレ用に使い捨て手袋を使うとか、ティッシュペーパー一枚あればそれでも大丈夫。

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    死亡率の国ごとの違いの大きさ

    このジョンズホプキンスの死亡率の国ごとの違いの大きさ(4桁 100/100K から 0.01/100K)に驚いてます

    https://coronavirus.jhu.edu/data/mortality

    こんなに普通(インフルエンザなど)違うものなのかと驚いて、見つけたのがこのサイト (ちょっと怪しげですが、結構まともそう)。

    https://www.worldlifeexpectancy.com/cause-of-death/influenza-pneumonia/by-country/

    インフルエンザでは2桁ぐらいしか違わないです。

    これをみる限り コロナの死亡率の高い低いはインフルエンザの反対で、 高い先進国とよばれているようなところが高く、 インフルエンザでの死亡率の高い後進国といわれているようなところではまだまだだというのがよくわかります。 コロナもインフルエンザも両方低いのは日本だけのようですね。

    このちがいの 大きな要素は人間のモビリティだろうけど こんなのをみていると、インフルエンザとは死に至る経路がなにかちがうようにおもえるのですが。 逆に汚いような便所は気を付けて使うので、かえってOKなような気もしますが。 たぶんいろいろな要素があるのでしょう。 コロナも1種類じゃなくて、 刻々と進化を続けているようで、アメリカ国内でも東海岸型とか西海岸型とかができたようです。

  • わたしは会社 (LA) のトイレ考えていた

    オーストラリアの例

    https://www.theguardian.com/society/2020/may/04/sensor-taps-door-handles-covid-19-rethink-public-toilets-bathroom-design

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