当時、私は、香川県西部に住んでいましたが、1月17日の早朝、震度4の揺れで、飛び起きました。
バスや、船を使い、2度、震災跡を見に行きました。
あちこち、ごみの山でした。
ごみの収集が、できなかったのでしょう。
停電で、信号機が止まり、車の渋滞が、すごかったです。
誰か、素人が、交差点の真ん中に立って、手旗信号みたいなことを、していましたが、みんな、訳が分からず、すべての車が、止まっていました。
たくさんのビルが、傾いていました。
1階が、崩れたビル、1,2回が崩れたビル。
傾いていたビルは、この二つのうちの、どっちかでした。
「マンションを買うなら、3階以上にしないといけない」と思いました。
2階建ての家だと、1階が、潰れていました。
寝るときは、2階で寝ないと、いけません。
長田区にも、行きました。
一面、焼け野原で、地平線の果てまで、焼け野原が広がっていました。
映画の一シーンみたいで、現実感覚がなくなりそうでした。
あまりに凄い光景を見ると、脳が拒否して、受け入れないのです。
みなさんは、災害時には、「車で移動しよう」と思っている人が、多いと思いますが、災害時には、車で移動できません。
まず、停電で、信号機が、止まります。
車の大渋滞が、起きます。
電車も、止まります。
警察に頼ろうとしても、パトカーは、来れません。
阪神淡路大震災の後、リュックを背負い、シューズを履いて、歩くことが、流行りました。
すべての乗り物が、使えなくなるので、「歩き」しか、なくなるのです。