たかが言葉、されど言葉ということでしょう

命題1は真なりです。

すべて日本語だけで世界中を旅してる人もいるからです。大きなトラブルさえなければ、英語がほとんど話せなくてもジェスチャと絵を描くことで旅くらいできるでしょう。遊びですから。

でも実際は英語ができない人なんていないのですよ。多くが中学、高校、さらには大学と英語を習っているのですから。

忘れたのものもあるでしょうが、誰でも単語は数千は知ってるわけです。会話力は慣れないとダメですが、話せなくても、多少の英文は書けるでしょう。

筆談というと普通は漢字ですが、英文筆談も利用できます。日本人は文法は得意ですから。
英文筆談、ジェスチャー、絵、この3種の神器で何とかはなります。

で、英語が話せない、言葉に自信がないからという理由で一人旅に出る勇気がもてない人には、以上の点を説明し、背中を押してあげるのがいいのです。

ただ、トラブルが余りない治安のいい国を薦めるのが肝要です。
治安の悪い国で大きなトラブルに遭うと、トラウマになって、2度と一人旅はできなくなるでしょうから。


命題2は意味はないなんてことはないが、言葉がわかると、より面白い有意義な旅ができるということでしょう

ただ、国内旅行で誰とも話さないのと同じで、つまらないですね。

共通語としては英語がまあ、一番シェアがあるので(といっても世界の2,3割かな?まず、英語で話しかけますが、英語では通じなかったケースのほうが圧倒的に多いので)、英語で意向疎通、情報交換などはある程度できます。

話好きな人、現地の人と交流したい人は英会話力があれば、より楽しいときが送れるでしょう。

今は大分変わってきましたが、以前は南欧、東欧、中国、中南米などで英語を話しても全くといっていいくらい通じなかったので、最初から英語は諦め、仏、独、西、中国語などを独学して対処しました。

マスターは無理でも旅行に困らない程度には誰でもなれます。英語が通じない、通じにくい国に沢山旅すれば、慣れで。

英語が通じない場所でも例によってゼスチュア、絵、漢字で何とかはなりますが、話して通じるほうが面倒でないので。

英語ができる人は英語圏や英語がよく通じる国以外には行きたがらないというレスは当たってることです。

でも実際は英語が通じない、あまり通じない国のほうが面白い、食事もおいしい傾向があることです。勿論例外はありますが。
よって、英語が通じにくい国を避けるのは実にもったいないことなのです。

結局、生涯多言語学習、進取の精神の旺盛な旅人の方がすばらしい旅ができるようになってるようです。

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1件のコメント

  • そろそろ総括を

    旅人もほんとうに人それぞれで、日本語オンリーの人もいれば、言語オタクの人もいますよね。
    両方見たことありますが、両方ともちょっと極端だなぁと。ここはやはり中庸を目指したいです。

    さて、そろそろ総括をと思うんですが。

    この話題に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
    いずれも旅のベテランらしく、平均年齢もおそらく、高いだろうと想像します。
    逆に言うと、世界のあらゆるところを見てきた皆さんだから、それぞれ思うところがあるんでしょうね。

    ちなみに私はというと、南米と東南アジアが好きで、日常会話レベル以上で使用可能な言語は英語、スペイン語、タイ語です。
    ただ、使用しないとすぐ忘れてしまうため、日々の学習が欠かせません。また私の能力では、これ以上言語の種類を増やすのは難しいと考えています。

    というわけで、実は私も命題2は真なりとは信じてはいないんですよね。

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    英語は習うより慣れろ でいいいかと

    >命題2、言葉が分からない土地は旅をする意味がない

    これだと、毎年日本を個人旅行してる数百万人の外国人の旅が意味ないことになってしまいます。
    でも彼らの大半は満足しているようなので、言葉は必ずしも必要条件ではないのでしょうね。

    あなたの西語とタイ語に当たるのが私は独語と中国語で、少なくとも旅行には不自由しないので、楽しいです。
    いろんな言葉ができるにこしたことはないですね。
    中国人で通して、高い外国人料金を避けれたり、ドイツ語しか通じないポーランド南部、ハンガリーの安く泊まれた民宿のおばさんとの電話交渉も英語だけだったら、切られました。
    つまり、その国の言葉や通用してる国際語ができれば、確実に安く、その結果として長く旅できることは実感しています。

    国際語では通じない国のローカル語も旅行に使う10~30程度のカタコトの域しか覚えないのですが、それでもそれが理由でタダで民家に泊めてもらえたことも多いので、安く旅するには言葉が多少でもできることは大きな武器になると思います。

    もったいないと思うのは英語が完全かある程度話せるようになってからと、ツアーに甘んじ、若くしての一人旅のチャンスを逃すことだと思います。
    甘受性の鋭い、10大後半~20代前半の旅が一番面白かったので、「英会話は習うより、慣れろ」のほうが正解かと思います。


    英語が話せないからと一人旅に出る自信のない方は

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