16/04/04 09:00

アジア系の大型カメラはステータスシンボル

でしょう。ほとんどが。
実際、カメラを使いこなしているかと
言うと、夜景撮るのにストロボ焚いて(近くの人物を
撮るためではなく)いたり、そのアンバランスが
却って目立つだけです。

やはり、一番の問題は携帯性と機動力でしょう。
特にレンズの重さがきつい。APS-C(キャノンは若干小さい)ですら、
重い上に、フルサイズでは本体だけでも1キロ。F2.8なら650/800/760 g
(”これ”であって”これら”ではないことなら、最後だけF4と
想像されます)なので、2.2 キロ、さらにストロボ、バッテリーや
ケース等を入れれば、軽く5キロは超えます。

これらを常時持ち歩くのが全く苦にならないのなら(通常はまずあり得ません)、
持って行けば良いだけのことでしょう。

後は、これまで延々とPCの世界でも言われてきたこと。すなわち、
理想はないので、何を犠牲にするかでしょう。機能の場合もあるし、
楽さを犠牲にしてまで苦労(苦行)を取るかなどなど。しかし、PCの
世界はタブレットの進歩でかなり解消され、スティック型PCにすれば、
iOSやアンドロイドタブレットでは実現できなかった、PCの世界を、
旅先でも軽さを犠牲にしなくても実現できてしまいます。さらに、
Windows Phoneがこけなければ、今後期待できる機種です。

ちなみに、私は一眼レフタイプ→4/3→にマイクロ4/3にシフトし、行く場所や
目的によっては1インチミラーレス・レンズ一体型を持ちます。全く持たない
こともあります。マイクロ4/3の良さはレンズも性能をある程度維持したまま軽くできる
ことで、センサーサイズを妥協さえできれば、かなり軽量化可能です。しかし、
OLYMPUS AIRのようなものも持って行ったことがありますが、起動性に欠けることと、
失敗が多く、かなりストレスがたまるため、この種のものは没でしょう。

結局、何処で妥協するか、全く妥協しないかです。

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1件のコメント

  • カメラにも詳しいんですね

    JORGEさんは旅行の現地情報などだけでなく、カメラも詳しいんですね!びっくりしました。
    使われてきたカメラの変遷についても、詳しく教えてくださって、ありがとうございます。

    旅行まで2週間しか無いのですが、まだどうしようか迷っています。
    問題はやはり、もし新しいカメラ(いわゆるミラーレスにしても、ハイエンドのコンパクトカメラにしても)旅行の後はそのカメラをたぶんあまり使わなくなってしまうので、自分がどこまで金額をかけて良いのか分からない事です。

    16-35 f2.8、24-70mm f2.8、70-200mm f4を持っている一番小さなカメラバッグに入れて体重計で測ってみました。4.5kgありました。これに通常観光に持って歩くようなガイドブックや傘、財布などを持ったら、6kgくらいになってしまいそうです。
    重い事もそうですが、果たして一眼レフを被写体に近づけて撮る勇気が自分にあるのか、ずっと考えていました。
    普段仕事で撮る時は、それが掲載される媒体がある事が大前提なので、被写体の同意を得て撮っていますが、旅行の時は人物が写り込んでいる写真をさらっと撮るには、仰々しい機材は却って良くなさそう。

    JORGEさんは中田浩資さんという、下川裕治さんの取材旅行に同行して撮影された方をご存知でしょうか。私はこの方の写真が大好きで、この方のような写真を撮れたらいいなと思っています。

    数年前にスリランカに行った時は一眼レフを持って行って、本当に良かったです。撮影したくなるような被写体には事かかなかったので、良い写真が沢山撮れました。
    今回ドイツに行くので、なんとなく風景や料理の写真しか撮ってこられないようなら、やはり一眼レフを持って行くのは無駄な気もします。

    結局どうしたか、また後ほどご報告できたらと思っています。



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