レポート

ロスバゲのその後・・・

公開日 : 2006年12月20日
最終更新 :

11月半ばにエアフラを利用し、パリ経由でローマへ行った際、往路でロスバゲしてしまいました(汗)

10数年前、やはりエアフラを利用した際にロスバゲした経験(復路でしたが)があったので、行く前から嫌な予感はちょっとだけあったのですが・・・。

ロスバゲの手続きをして、「ま、翌日にはホテルに届くだろう」と思っていたのですが、甘かった・・・結局5泊の滞在中、荷物が届く事はありませんでした。
幸い(?)機内持ち込み手荷物の中にとりあえず1日分の下着、歯磨き粉付きの歯ブラシを入れておいたので、それでひと晩をクリアし、翌日、保険会社に事故連絡をして、衣類、必需品などを購入しました。(寄託手荷物遅延のOPを悩んだ挙句につけておいて正解)

帰国前日は、保険の96時間の期限もあるので、荷物を入れる鞄(といっても、お土産類もあったり、欧州の液体持込規制もあるので、ソフトスーツケースにしました)を購入。

現地の友人へのお土産は、全てスーツケースの中だったもので、一切渡すことが出来ませんでした(涙)

で、帰国したわけですが・・・帰国した翌日、成田から「お客様のお荷物と思われるものが、エールフランスの便でパリから届きました」と電話がありました。

話を聞いてみると、チェックインバゲージの際に付けたタグが無く、スーツケースベルトに入っていた連絡先を見て、連絡をくれたようです。

税関を通す書類をFAXでやりとりし、鍵はローマの空港に預けたままだったので、とりあえず、鍵無しで税関を通しました。(チェックイン時から1度もお目にかかってないのに、税関通すんだ~とちょっとビックリしてしまいました)

スーツケースは、その翌日に宅配便で届きましたが、生憎1つしかない鍵はローマの空港ということだったので、しばらく開けずに鍵が届くのを待ったのですが、結局届きませんでした。

今回のロスバゲはアリタリアが窓口になる(往路のパリ~ローマのオペレーションがアリタリアだった)との事で、アリタリアと相談の上、スーツケースの鍵を壊して、修理に出すのではなく、鍵だけ、スーツケースを購入した店舗から取り寄せ(1200円)する事にして、ようやくスーツケースを開ける事ができたのは、帰国後10日経った頃でした(汗)

クレームレターに記入、現地で購入した衣類・必需品等のレシートを添付して、アリタリアへ送付したのが3週間前。
その後、連絡が来ていません。

旅行会社に勤務していて、実際にロスバゲの経験がある友人の話だと、航空会社の補償は、レシートの金額の半分くらいだそうで、残りは保険会社へ請求するんだそうです。

ちなみに、届いたスーツケースのタグがついていたはずの持ち手の部分には、強い力で何かが当たって削れた痕がついていました。

今回のロスバゲ、まだまだ補償の手続きは続きますが、ある意味、いい(?)経験になりました(汗)
2月にもローマへ行くにあたっては、さすがにエアフラではなく、直行便にしましたが(笑)

で、今回の件で感じたこと

1.最低限、1日分の下着&必需品は機内に持ち込むべし<当たり前ですが・・・。
2.スーツケースのベルトには、分かりやすいように連絡先を記入するべし<これがなかったら、永遠に手元に戻らなかったでしょう。

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6件のコメント

  • 07/12/10 14:07

    ほぼ全額出ました。

    同じくアリタリアでロスバゲにあいました。
    私達の場合は、結果的にはほぼ全額(数十万)出ました。

    補償担当も相手を見て、交渉のやり方を変えてきます。
    そのやり方は初めは卑怯で誠実さを欠き、旅行先で被害にあった人に対する対応とは思えないもので、私達は胃をやられました。
    とても大企業のやることとは思えませんでした。

    アリタリアは、日本人の私達2人が約款(ホームページには英語バージョンしかありません)を読んでいないと思い込み、でたらめの条件を補償額の提示とともに手紙で送ってきました。
    私達は交渉する前に当該約款を読んでいたため、約款記載内容に著しく逸脱している条件を示されたという事実に驚きつつ、それがこの会社のやり方なのだと黙ってアリタリアの嘘の証拠を受け取りました。

    私は、約款内容と担当者の嘘をたてに交渉しました。
    結果、ほぼ全額出ました。

    約款は英語で書いてありますが、そこに書いてあることがすべてなのでいまどきそのくらいは自分で読み自己防衛することがカギです。
    また、担当者が卑怯な手を使ったら、すぐに指摘せずに黙って証拠を保持し切り札として利用することをお勧めします。

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  • 06/12/22 09:20

    アリタリアに電話してみました。

    「あの・・・3週間前にクレームレターを送ったんですが・・・」とアリタリアへ電話してみました。
    が、返答は・・・「順番で処理していきますので、お客様の分は、お正月明けの処理になります」

    ・・・時間かかりすぎ。そんなにクレームレターがあるのか?!

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    Re: アリタリアに電話してみました。

    アリタリア、多いですよね…。
    私のラゲージは2ヵ月後に帰ってきました。
    日本のアリタリアの対応は最低で切れてしまいました(当時Londonに住んでいたのですが、そっちのアリタリアに電話しても留守番電話で、一向にかかってこなかったので)。

    中身、少々紛失。疲れきったので請求はしませんでした、お金に帰られるものでもなかったので(T_T)

  • Re: ロスバゲのその後・・・

    私も往路でタグが取れロスバケに有った事があります。
    現地から航空会社に何度も電話した結果、
    「成田に不明なバッグが一つ有る、不審物扱いで警官立ち会いの下中を調べた」
    との事、バッグの色、形は一致するもののminoriさんの様にバッグに名前を付けていなかったので「自分のものである事を証明しろ」と言われ困りました。幸い渡航先の友人に持って行くお土産を入れてあり、それが入っている事で証明になりましたが、着替えなど旅行用品だけだったらどうなっていたか。

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    06/12/22 09:17

    Re^2: ロスバゲのその後・・・

    >マコチャンさん
    自分のものである事を証明しろと言われても、困っちゃいますよね。
    私の場合、成田の税関を通す前にアリタリアの職員に「中身は何が入ってますか?」と聞かれたんですが、「衣類とお酒とお菓子です!」と答えると、お酒とお菓子が現地へのお土産であったと察したらしく、「ホント、ご迷惑おかけしました・・・」と恐縮されました。

    見つからなくて、現地で頭を抱えていた時にふと、「まさか不審物で処分されてないよな・・・」とちらりと頭を過ぎったのも事実です。が、パリに電話しても、フランス語は話せないし・・・。

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  • まだまだ大変ですね

    minoriさん、おはようございます。momoritaです。
    ロスバゲその後レポート、ありがとうございました。
    まだ全部手続きが終わってないのですね・・・。時間がかかるものなんですね・・・。

    タグが取れてしまったことが原因なんでしょうか?シールとかにすれば・・・でもソフトスーツケースでは剥がれそうですしね~。
    完全になくすことは無理なんでしょうね・・・。

    連絡先の明記、大事ですね!
    私のソフトケースには、2個とも本体にネームカードを入れるポケットがついているので、ちょっと安心。しかもトラベルプロのは、ネームカードを引き出せるのに、ストッパーがあって落ちてしまわない工夫がついていました。(今回再確認~笑)

    交渉、うまくいきますよう!2月のローマ行きもお気をつけて。

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    06/12/21 08:42

    Re: まだまだ大変ですね

    >momoritaさん
    私もこんなに時間がかかるとは思っていませんでした。
    しかも、書類でのやり取りしかしない(多分、きちんと形に残る物でしかやり取りしないという事?)と、最初の案内に明記されていたので、毎日郵便受けを覗きこんでます(笑)

    先日、2月の航空券(JAL)が届いたんですが、中にネームシールが入っていて、”手荷物の紛失を防ぐ為にも、お荷物の表と裏に貼ってください”と書いてありました。
    けど、ソフトケースだと、貼れませんよね(笑)

    スーツケースベルトなどに名前があったりすると、それを見た詐欺師などに名前を呼ばれて騙されたりすると、むか~し聞いた覚えがありますが、やはり連絡先は必須だと思いました。

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  • 現在待っています。

    昨日、ブラジル、ペルー旅行から帰ってきました。
    今回は行きも帰りもロスバゲ祭りでした。
    航空会社はいずれもアメリカン航空だったのですが、2回乗換えがあって、往路も復路もダラスに止まってしまっていたようです。
    バッケージの所在は明らかになったので明後日には自宅に郵送してもらえるみたいなんですが、今回は本当についていませんでした。
    飛行機は1つ残らず遅れ(ブラジル国内は最大3時間近く遅れました)、乗り継ぎ出来なくて次の便に変更することも多々あり。
    のんびりしたスケジュールを組んでいたのでなんとか行きたいところにはすべて行けましたが明後日、無事に荷物が届くまで油断できない感じです。


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    06/12/21 08:30

    Re: 現在待っています。

    >かえるカエルさん
    行きも帰りもですか?!
    でも、荷物の所在が分かって良かったですね!
    何回旅行しても、ロスバゲの憂き目に遭わない方もいる様なので、こればっかりは、運なのかなぁ・・・。
    私はどうも、エアフラとの相性が悪いみたいです(笑)

    実は復路が45分の乗り継ぎ時間しかなく、行く前から復路のロスバゲばかりが気になっていたんですよね・・・。(で、往路でなっちゃった)
    復路は・・・ちゃんと出てきました。
    妙に嬉しかったです(笑)

  • 航空会社は、自社負担を減らすために、保険会社に支払わせようとしますね。

    minori さん おはようございます

    >航空会社の補償は、レシートの金額の半分くらいだそうで、残りは保険会社へ請求するんだそうです。

    私のロスバゲ(最後まで発見されず)の経験では、航空会社はなるべく保険会社に支払わせようと、難癖をつけ支払いを拒否します。(アリタリアではありませんでしたが)

    私の場合、カード付帯の保険に入っていたのですが、被害額が保険の免責(自己負担額)範囲だったため、保険会社は支払ってくれないため、何度も航空会社と交渉しました。

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    06/12/21 05:57

    Re: 航空会社は、自社負担を減らすために、保険会社に支払わせようとしますね。

    >odn japanさん
    最後まで出てこなかったんですか・・・。それは大変。
    調べた所、完全にロストしてしまった際の航空会社の補償は、1kg当たりいくらって感じらしいですね。
    実は、チェックインバゲージの際、私の荷物は20kgを若干オーバーしていたはずなんですが、一緒に行った方々とまとめてだったので、クレームタグは10kgとなっていたんですよ。
    で、もし出てこなかったら10kgまでしか補償してもらえないのか?!と、ビビッてしまいました。