貴重な情報ですね&補足

私もホムス〜バールベック国境を越えたことがないので、大変参考になりました。貴重な情報ありがとうございます。またブログも拝見させていただきました。

ドアルトドモールとはドワール・タドモール(パルミラ交差点)のことですね。ブログ上の航空写真の左側に写っている円形交差点です。ドワールの右上にあるカラージュは、正式名称はよくわからんのですが、よく南バスターミナル(カラージュ・ジャヌーブ)とか、カラージュ・ヤナースとか呼ばれていたりします。交差点から右に延びる道路はパルミラ街道で、タドモールから暑くてのろいミクロバスに乗ってホムスに来ると、このターミナルで降ろされて路頭に迷うことになります。

私が行った時には、プルマンバスターミナルから市街までの間、建物の裏にひっそりとあるカラージュ・タマーニア(8)・アザールが乗用車形の国際セルビスの発着地となっていました。トリポリ(orベイルート)とバールベック(orシュトゥーラ)へと走っていましたが、はっきりいってお客が全然集まらず、結局一人で根切りに値切って乗ったセルビスが、クラックデシュバリエの近くで故障し、放り出されてしかたなく通りかかったバスを止めてホムスに戻り、こんどはプルマンバスターミナルの横のミクロバスターミナル(クラックデシュバリエ行きがあるところ)からワゴン形セルビス(というかミクロバス)でトリポリに行きました。

ちなみにホムスのカラージュ・プルマン前で客待ちするタクシーにろくなのはいません。シリア一ひどいといっても過言ではありません。パルミラでさえ、なかにはまともな運転手もいるというのに。「ハマまでタクシーはどう? たった500SPだよ」と、当時18SPしかしないセルビスが頻発しているというのに、しつこく声をかけてきて、二言目には「セルビス? 今日は走っていないよ」とお約束のウソ情報です。ホムスのカラージュ・プルマンにはシリア中からバスが集まり、よく事情を知らないシリア人のおのぼりさんもたくさん来るからで、なかにはこの呼び込みに誘われてハマまでタクシーに乗る人もいるんでしょうから、まあ商売としては妥当なのでしょう。

ちなみに、私もブログにシリア・ヨルダンのバス事情を連載していますので、よかったらどうぞ。ホムスのターミナルについても書いています。

http://ameblo.jp/aadydeiko/

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