18/10/12 08:41

燃料費が高騰していると

フライト毎に燃油特別付加運賃が掛かります。現在。JAL/ANAで14000円、ルフトハンザで13400円なので、直行便でこの二倍かかる訳です。経由便はこれを上回る(その分経由地までは若干低い)こともあり、それだけで3万円です。要するに、機内預け荷物の重量制限が7キロまでだとすると、3キロの風袋に入れられるのが4キロとなるのと同じで、6万円と設定すると3万円で飛ばしてくれるエアラインを探さねばならないのです。10万円でも7万です。少なくとも、連休とか年末年始を外しても、精々11.5万円が最安値で、大抵は13万円程度でしょう。しかも、20時間以内となると、トルコ航空やカタール航空(成田便は越える)がギリギリで、”難しい”のが現実の世界。

経由便の場合、欧州経由(羽田から飛んでる欧州便を除く)と中国、韓国以外では往路は必ず夜間飛行になります。その結果、早朝着や翌日昼過ぎ着になったり、当日遅く(体内時計は真夜中)になったります。これは本人の体調やその後の行動にも影響するので、やはり金銭的なことよりも、そのほうを考慮するべきだと思います。

>所要時間・値段・乗り継ぎのわかりやすさ

等の中で、”その他の接客”は上記希望価格では無理なので、”所要時間・値段・乗り継ぎの樂さ”は、圧倒的にフィンランド航空でしょう。安さではKLMもあります。欧州乗り継ぎならば、大都市を避けること(ロンドン、パリ、大都市ではないがフランクフルト)。トルコは新空港がわからないで今は保留。中東は、乗り継ぎを基本としている(自国に呼び込むよりも別の国に運ぶ)ので、乗り継ぎは楽な場合が多いが、時間が掛かるとか、やはりもう少し絞り込み、具体化が必要でしょう。

11月の中間選挙の結果、ご乱心殿のイラン制裁や中国との貿易戦争、ここ数日の世界同時株暴落など、先が読めない状況のなか、原油価格だけでも一年先はどうなるかはわかりません。6万円でベルリンに行けるかも知れないし、20万円出しても無理かも知れませんが、現状ではその予算では無理です。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • ありがとうございます

    お恥ずかしながら燃料費などの関係で価格が決まっていることを頭に入れていなかったため、とてもわかりやすい説明で助かりました。
    相場も分からずにいたので、価格の面は多少上限を上げて見ようと思います。
    所要時間などでのおすすめの航空会社も挙げていただき参考になりました。
    KLMの乗り継ぎが楽というのは聞いていたので調べてみます。本当にありがとうございました。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    18/10/14 13:44

    カタールのセール

    年中バーゲンの台湾とか、一年中閉店セール(実はこれを危惧しています・・・)の店同様にやっていない期間のほうが短いエアラインですが、一応、明日までは期限です。終われば確実に上がるし、再度やっても安いのは売れ残りしかありません。

    羽田よりも成田のほうが若干安いが、日本を出るフライトの関係で、往路は羽田のほうが短い(出発と到着時間)。

    22:20NRT 東京, 成田国際空港(成田)
    05:00DOH +1日 ドーハ, ハマド国際空港
    07:45DOH ドーハ, ハマド国際空港
    12:15TXL ベルリン, ベルリン・テーゲル国際空港
    乗っている時間は20時間を切りますが、全部で所要時間合計 : 21h 55mです。
    復路のほうが高くて、探した限りでは、合計108460.00 JPYです。

    やはりこの程度が下限でしょう。試しに目的地をFRA(フランクフルト)にしてもほぼ同じです。確かにSASならば、12月あたりに片道3万円台のがあり(ベルリン以外)、ベルリンでも
    燃料費等の38,550 JPYを含んだ合計 91,050 JPY(なんと往復5万円強)があるので、千円でも切り詰めたいと言うのであればあることはあります。

    ただし、12:30 - 21:50 (現地22時なら宿に入れるのは良くて当日の終わりだし、外は厳寒真っ暗です)、フライト時間も短いのですが、それが良いかは別の話。

    ベルリン以外に飛ぶという選択肢もある(確かにコペンハーゲンは安い←この時期の北欧ですから・・・)のですが、結局交通費も掛かるし、劇的に安くなる訳でもない(ベルリンへのLCCの激安がないし、長距離バスは時間だけ掛かるので意味がない)ので外しました。

    また、冬場は相当寒いし、天候も良くないので、それなりの覚悟が必要です。寒さに関してはゲルマン民族のほうが圧倒的に強いので、華奢な日本人には辛いでしょう。

    また、LCCで近隣国に飛んで(韓国とか)大陸横断という方法もありますが、やはり劇的に安くはならないし、むしろ時間的なロスが確実に増えます。トータルでみると(途中の滞在費とか)むしろ高くなるほうが当たり前でしょう。

    日本の立地を考えると、極端な渡航費削減よりも現地で無駄な出費を抑えるとか、国内での生活で無駄をなくすほうが結局は安上がりになることも多いので、そのあたりの検討も必要でしょう。

    • いいね! 0
    • コメント 0件