珠江デルタ一周旅行・・・香港の高鐵と大橋を行くその3

ロビーに出るとバスの切符売場がある。今でも分らないのだが、その切符売場は直通バスしか値段が出ておらず、シャトルバスの切符は申し出れば良かったのかどうか分らない。私は図らずも直通バスの切符を買った。九龍の太子站までが120元。シャトルバスだと香港口岸までが65元、そこから市内までが33HKDだから、手間を考えてもシャトルバスの方がコスパはいい。

バス乗り場はロビーを出て左がシャトルバス、右が直通バスと分かれている。シャトルバスを見ていると二階建てバスと普通のバスが同じカラーリングで入り乱れて走っていて、面白い。香港のバス会社は「寿命がきたから、次は普通のバスにしよう。」ではなく、なぜ「ようし、最新鋭の二階建てバスを導入しよう。」と考えるのだろう?

直通バスはスタッフがブルーシャツの会社とピンクシャツの会社に大きく2つ分かれているのだが、私が買ったピンクシャツの会社のバスが定刻になっても来ない。結局、15分遅れで臨時バスが出ることになった。この辺は中国のバス会社も進歩している。私はずっと応対してくれたスタッフの女の子(中国語しかしゃべらなかったが)がとてもきれいな女の子だったので(トラブル対応に美男美女を配置しておくのは大事なことと個人的には思うのだけど。)それほどいらだつこともなく乗ったのだが・・・

雨が降っていて、肝心の景色がよく見えない。右側通行なのだが、右ハンドルの香港仕様のバスで、料金所もオートゲートだから特に問題はない。東京湾アクアラインのように一部トンネルになっており、トンネルを抜けるとチェッラッコッ空港がすぐ左手に見える。確かにアクアラインの二倍くらい海の上を走ってた気がするが・・・

この手の越境バスの難点は、外人はイミグレで手間取り、ジモティは入国検査を終えみんな乗り込んで揃っているのに、最後にのこのことバスに乗り込む・・・というのが最悪である。この前のボツワナ-南アのインターケープバスの時は、真ん中くらいの順位だったが、今回の場合周りはほとんどe道組であり、外人はどこまで戦えるか・・・港珠澳大橋香港口岸に到着と同時にイミグレにダッシュした(自分の乗っているバスのナンバーは控えといた方が良い。香港ナンバーと大陸ナンバーと両方付いているが、香港ナンバーの方がわかりやすい。)

ところが香港入国カードを台で書くほど(=普通は並んで書くが、列が全くなくてできない)すいていて、楽勝で入国。乗ってきたバスを探すのに若干苦労したが、それでも上位入賞を果たした。ここからはA21のバスとほぼ同じコースである。太子站の近くの彌敦道から1つ入ったところが終点。雨の中の彌敦道を飲み屋に向かった。
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28620/

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント