20/02/27 22:15

政府の対応は後手後手・・・

多分、厚労省職員は不眠不休で必死に対応しているので、感情的批判は避けるべきですが。官邸のやることは泥縄で、一貫性がない。大将がふらついてるのがミエミエで、これでは情報をきちんと把握できない国民は浮き足立つと言うよりも、パニックを煽るだけ。国内で感染ルートがわからない感染者が出た時点で今の事態は想定できたはず。あの時点で思い切った対応が必要だっったのです。

他でも書きましたが、今の感染者数は能動的または積極的検出により表に出たもので、実際の感染者は10倍以上でしょう。要するに、全国に感染者はすでに分散していて、感染者が激増した結果、公表値では二割と言われているが、実際にはそれ以下の重症者、数割の少し長めのカゼ症状の人がいて、PCR検査にまわされる数値が増えた結果、全国で毎日10数名が報告されているのだと思います。

学校閉鎖ですが、これまで学校での集団感染例があるのか。子供から大人への感染例があるか?インフルエンザの場合は、むしろこれが当たり前で、似たような感染法をとるのに、なぜ違うのか。誰も答えを持っていない。封じ込めに今のところ成功している国と日本のように失敗したと思われる国とは何が異なるのか。これらを政府の何処かで検証しているのか。

政権の強権性とそれに媚びる地方政府への批判はよく報道されますが、中国の医療機関、関係者は精力的に情報を発しています。重症化する患者も5日あたりまでは少し高熱が続く程度で、その後改善するか、劇症化するかが運命の分かれ道。SARSと同じACE2が受容体で、肺にこれが高度に発現している細胞も持つ患者がいるとか、日本でも大阪であった例で騒がれていますが、これも中国で一割以上の例が見つかっているのと同じ。さらに、最近の遺伝子検出により、喉からはウイルス遺伝子が見つからなくなった患者、この時点で陰性とみなされますが、その中にかなりの割合で血中に遺伝子が見つかる例があること。不思議なことに、血中に見つかった患者では喉には見つからないのです。これが、“再発”と言われるものか、すぐにでも解明すべき点です。ACE2は血液中の血圧上昇因子に作用するものなので、心臓にもともと多いのですが、血中にウイルス遺伝子が見つかった患者は必ずしも重症者ではない。新型コロナの場合、心疾患での死亡が多いので、関連性があると思うのですが、これも謎。このように、中国からはかなり貴重な情報が発信されていて、これらを先進各国がサポートすれば、意外に早く真相が解明できると思いうのです。まさに、彼を知り己を知れば百戦殆からずなのです。

先のことは悲観論で、国境閉鎖は益々近づいたかな?です。日本だけが感染拡大するのなら仕方ないが、世界中で同じようになったら、軽症者には何もせず、弱者・高齢者への感染を防ぐ。万が一感染したら重症化する前に重点的に適切な処置を施す。普通の人は感染のリスクがあるが、感染したら他人にうつさない注意を徹底する。このほうが妥当となるかもしれません。今は日本中がパニックかその一歩手前なので、少し冷静になることも必要でしょう。

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