20/03/15 14:46

多分これが正しい

イタリアが何故欧州の武漢になってしまったか。


先ほどの院内感染を少し調べてみました。イタリアのTVは日本以上に酷いので、書き物かのですが、これもあまりあてにはなりません。それでも、いくつかの証言。

恐らくは、慢心があったのでしょう。確か、1月末に初めての感染者が出たのが、武漢からの旅行者。それまでは、主にアジア、とくに中国と地理的にも近い国だけで、初の感染者が彼ら(夫婦)であり、恐らくは、日本同様に中国とか武漢にしか目が行っていなかった。しかし、我が国での2009年大阪の高校生は海外から戻ってたまたま見つかったときにように、その時点ではすでにすり抜けて日本に輸入されいたのに、全く関係ないところで騒ぎ、人的にも経済的にも全く無駄な水際作戦を展開していたのです。その点のきちんとした総括も出されていなかったことも、今回の不手際に通じているのでしょう。イタリアは、その時点で彼らの足取りを追跡し、感染のないことを確認し、相変わらず中国(イタリアは早くから香港と台湾も止めていました)にか目が行かず、足下の感染拡大に気がつかなかったのです。

これも日本とよく似ていて、政治の低級化や放漫財政も同じです。院内感染のあった病院は、公式イタリア人初の患者を受け入れたのですが、それ以前にも肺炎患者が多かったのにも拘わらず、中国渡航歴なし(イタリア人公式第一号も同じ)で監視せず、もちろん隔離もしなかったために、病院が巣窟に化してしまったということです。

何故、日本はイタリアほど酷くないのか、それは病院関係者の努力と意識の高さなのだと思います。ですから、今、日本ですべきことは、医療関係者を最大限守り支える所に力を割く。一方で、経済活動を気持ち(一番困ったことは周囲の目や非科学的な単なる恐れ)で挫けさせないことにもお上が尽力すべきです。

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