集団免疫はワクチンができてからが現実的

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(座長:脇田隆字・国立感染症研究所所長)は3月9日に会合を開き、現時点での「見解」をまとめた。
脇田座長は「集団免疫に期待するのは難しいと思う」と説明。各種の対策によって国内での大流行を抑え、その間に半年程度で治療薬、1~2年でワクチンのメドがついてくるとして、そうした開発に期待するのが「合理的だ」。

3月19日頃、各種「政府の要請」など対策の効果を判断する方向。

医療関係者専門サイトからの抜粋。
https://www.m3.com/news/iryoishin/737774




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2件のコメント

  • 3月19日頃、各種「政府の要請」など対策の効果を判断→まとめ

    新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(座長:脇田隆字・国立感染症研究所所長)は3月19日に新たな「状況分析・提言」をまとめた。

    医療提供体制を維持するために入院は重症者優先とするよう「変更する検討を進めるべきだと判断した」。

    専門家会議は3月9日、「日本の状況は爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえているのではないか」との見解を示し、3月19日頃を目処に北海道の対策等について見解を公表するとしていた。
    会議後に会見した脇田氏は、次の状況分析等のタイミングとして、約2週間後と説明した。

    https://www.m3.com/login?origURL=https://www.m3.com/news/iryoishin/742303

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    GWも終息は無理かな

    収束も難しい
    海外旅行どころではない

    長期戦に備えて正しく怖がる必要がある。

  • 東京大がカモスタットの新型コロナに対する臨床研究を計画

    ドイツ霊長類センターなどの研究班は3月上旬、新型コロナウイルスの細胞への侵入機構について細胞株を用いてin vitroで実験した結果を、ライフサイエンスの学術誌「Cell」に論文投稿した。この研究論文では、カモスタットメシル酸塩が、新型コロナウイルスのヒト細胞への感染を妨げることを培養細胞などを使った実験で確認したと報告している。こうした研究に基づいて、東京大学医学系研究科では新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)に対するカモスタットの臨床研究を計画している。

    https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/03/16/06694/?n_cid=nbpbto_cpco


    この記事を見るに意外に早く新規/既知転用治療薬の道筋が描けるかもしれない。
    ただみたいに安いカモスタットが奏功すれば世界中に喜ばしい結果が訪れよう。

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    サイトカインストーム

    重症化に至る過程は、コロナウイルスによる直接の宿主細胞の破壊はもちろんですが、免疫系の暴走・過剰反応でサイトカインストームを生じ、SIRS 全身性炎症反応症候群(ウイルス細菌が起因ならば敗血症)を引き起こし、
    肺胞への漏出液浸潤・肺水腫によるARDS 急性呼吸窮迫症候群、DIC併発による多臓器不全とするのが素直な考え方ですね。

    呼吸管理にBIPAP/APRV、薬物的には免疫グロブリンで免疫の正常化(サイトカイン抑制)、ステロイドパルス(大量投与)、細菌性肺炎合併を防ぐためにエンペリック前提で広域スペクトル抗生剤のカルバペネムとキノロンで叩く。
    決定的な治療がないが上記は重症化時には行われるはず。

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