20/05/13 08:36

通常はインフルエンザ以下の疾病

なので、
>普通のインフルエンザと同じレベル
以下の対応で十分なのですが、今の世の中のパニック状態では、それを理解させるのは難しいのかも知れません。

インフルエンザでも乗り込む客はいますが、それは自分のことしか考えないからでしょう。今回のコロナが流行る前か極めて初期の段階での、恐らく東京での街頭インタビュー。ほとんどの通勤者が、”症状があっても無理して行く、休めない”と答えたいたのには驚かされました。それならば、新型コロナに感染して、少しの症状が出ても、出歩いたり、職場で感染を拡げた患者は相当いたはずです。今後は、罰則が国際運行規定で科されるも知れません。現状は、日系航空会社は学校保健安全法に定められた感染症の出席停止期間中は不可と言っているだけです。ちなみに、日本学校保健会事務局(www.gakkohoken.jp)によると、新型コロナは何処にも入っていません。今年の2月に出されたお上のお触れでは、
「児童生徒等に新型コロナウイルス感染症が発生した場合の対応について」
感染した者が発症し登校したら、学校保健安全法第20条に基づき、学校の一部又は全部の臨時休業で、無症状者の場合都道府県の判断に任せています。確かこの法律は大学までも含むと理解しています。

一方、Covid-19では、潜在感染力が白か黒かの判断は今のところPCRでしかできないので、事前検査しか方法はありません。問題は、陽性者が出た時で、慶応や神戸の結果、武漢チャーター機等の結果からしても、クルーズ船のような杜撰な管理(あそこまで杜撰だったとは驚き)でインキュベータ化させなければ、通常は3%程度で止まるとみられるので、当面は300名なら10名程度は出るでしょう。夏に向かっても数名は出続けると思われます。その時どうするかが問題。陽性者は最低でも、5日程度は隔離し、その後陽性になったら開放しても良いでしょうが、隣席者や同じ列と後方(確か気流は前から後ろだったような)者には通知し、自己管理を要請する。今は、中国で実際にやっているように個人の行動把握と管理は可能なので、あくまで感染防止というだけに限定し、時限で中央管理することはやっても良いのかも知れません。

Easyjetは中央席を外すと言っています。LCCにとっては占有率こそが生命線なので、3-3配置なら2-2になるため、これだけで価格を3/2上がる。さらに、清掃、乗り降りでの混雑緩和などを考慮すれば駐機時間も延びるので、機材の回転率が下がり、経費も嵩みます。これで二倍になるというのは妥当な額でしょう。

確かに飛行機は高性能フィルターでの換気が必須なので、それで感染を防いでいる面があるとは思いますが、SARSのような速効性の症状が出ない病気なので、実際機内での感染があっても追跡不能なだけの可能性は高いと思います。これが同じメンバーで行動するツアーバスやクルーズ船との大きな違い。となれば、日本で一番問題なのが通勤ラッシュ。これも追跡できないだけで、これまでも、今でも発生していると思われます。ニューヨークは地下鉄が犯人の一人ではないかと言われているし。こうなるとキリがなく、欧州で成功したFIXBUSなどの格安長距離バスも栄華の短い命になる可能性もあります。ブッフェ式食事は多分消滅してもそれほど打撃はないでしょう(宴会部署は大変でしょうが)が、問題は対面式レストラン、居酒屋、スポーツジム、ブースのある展示会や商談会、屋内の小規模店舗が並ぶモールや、年末年始の混雑が有名で、最近までは年中海外観光客で混雑していたアメ横的なもの、これらがどうなるか。個人的には買い物が全て通販になり、会話は荷物の受け取りだけになる世界にはすみたくないし、店舗も職場も会話なく、会話のない外食なんかしたくないので、やはり、今の生活を劇的にかえることは避けるべきだと思います。公共交通機関での物理的接触を避けるとかはこれまでも実行してきたし、昨日も見かけましたが、夕方の列車内(通常は通勤列車)でマスクを下げてビールを飲みながら頻繁非指を唇に当てている客をなくすためにも、都市内、通勤通学列車は飲食禁止も歓迎だし、人的混雑緩和ならむしろありがたい。

ですから、一番良いのは、これまでよりも少しだけ注意を払いつつ、新型ウイルスを通常の若干素性の良くないウイルスとして受け入れるしかないと思っているのです。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント