2010年5月、バンコク騒乱を避けて、ミャンマー・ヤンゴンへ

2010年5月の24日か、25日だったと思います。
当時、バンコクで、長期滞在していた私は(カオサン滞在)、連日の騒動を、インターネットカフェで、毎日チェックしていました。(カオサンは、安全でした。危険な場所は、ほんの一部)
「エンポリウムが、焼けた」
「パラゴンも、焼けた」
軍と、デモ隊の衝突は、略奪、放火へと発展し、行き慣れたデパートも「焼けた」と、ネットで、情報が流れ、私は、嫌になって、タイ脱出を考えました。
(この放火情報は、嘘でした)
「まだ、行っていなかったミャンマーへ行こう」と思い立ちました。
当時は、ミャンマーは、ビザもややこしく、「行きにくい国」というイメージでした。
バンコクには、紀伊国屋書店があるので、そこで、ミャンマーの旅行用ガイドブックを買って、バンコクにある、ミャンマー大使館で、ビザを取る方法を調べました。
ビザを取るのは、思いのほか、簡単でした。

ミャンマーのヤンゴンへ、飛行機(エアアジア)で行きました。
ヤンゴンの空港では、軍人さんが、私のパスポートをひったくって、代わりに、入国書類を書いてくれました。
ガイドブックに載っていたホテルに、タクシーで行きました。
ミャンマーの町は、インドを彷彿とさせる貧しさでした。
でも、露天商のおじさんは、ボッタクってきませんでした。
小さな目覚まし時計を探していたんですが、値段交渉をすると、いきなり、ミャンマーチャットで、日本円に換算して、150円程度の値段を言ってきました。
普通、ボッタクってくるので、私は、びっくりして、即決しました。
こんな正直な国民を見たのは、初めてでした。
東南アジア中、旅行してきましたが、最も、正直な国だと思いました。
古くから、ミャンマーは、東南アジア一の強国だったそうです。
国民も、優秀なんです。


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1件のコメント

  • タイのガイドブックに、ミャンマービザの取得方法は、載っていました。

    先の記事を、訂正します。

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