警察署に連行された話。(パキスタン・ラホール) ラホール駅近くの路上で、写真を撮っていました。 すると、ひとりのじいさんが、やって来ました。 「ここで、撮るんじゃない!」 文句を言ってきました。 時々、難癖をつけて来る輩がいます。 日本語で、「うるさいんじゃ、ボケ!」と、言ってやりました。 しばらくすると、じいさんが警官2人を連れて来ました。 「何してんの?ちょっと来て!」 連行される事になりました。 警官について行くと、どこかの細い路地に入りました。 中は薄暗くて、迷路です。 どこをどう歩いたか分かりません。 警察署らしき所に、着きました。 ボスらしき人の所へ連れて行かれ、尋問です。 大した事は聞かれませんでしたが、最後にこう言われました。 「撮ってもいいが、書くなよ。」 解放されました。
警察は、普通、現地人の話だけ、聞いて、外国人の話は、聞いてくれません。 ある人に聞いた話では、ホテルの宿泊代を、ごまかされそうになって、フロントで、もめていると、警察を呼ばれ、手錠を掛けられ、拘置所に入れられたそうです。 タイのバンコク、カオサンの話ですが。 カオサンには、警察署がありますよね。 タイに限らないかもしれませんが、外国の警察官は、日本語を、しゃべりません。 普通、英語も、しゃべりません。 通訳なんか、呼んでくれません。 タイ人の話だけ、聞いて、対応します。 タイ人に、何を言われたかも、わかりません。 拘置所の中は、牢屋みたいで、便器と、水道だけ、あったそうです。 食事時になっても、食事も、飲み物も、出なかったそうです。 ほかの人は、誰かに、金を渡して、食べ物を、買ってきてもらって、いたそうです。 何時間かして、誰かわからないけど、若い男の人が、携帯電話を、差し出してきて、手に取ると、「日本大使館の○○です」と声がして、「100バーツ払って、出てきてください」と言われたそうです。 事情なんかは、聞いてこなかったそうです。 タイ警察と、日本人の言うことが、違うのは、当たり前だからです。 慣れ切っているんです。 その後、拘置所を出て、警察署の方に移り、何が書いてあるのか、わからない、タイ語の書類に、サインさせられ、100バーツ払って、出てきたそうです。 (1バーツが、3,5円くらいです。) 日本では、「人権!人権!」と言いますが、相互主義でいいと思います。 日本人の払った税金で、外国人の人権を、守る必要は、ないです。 、
「拘置所」でなくて、「留置場」でした。 訂正します。
拘置所から、どうやって、出るか。 その人は、大声で、「Emergency call for Embassy of Japan!」を連呼したそうです。 警官は、「バッグを寄こせ」という手ぶりをしたそうですが、絶対、渡さなかったそうです。 後で、「何のことだ?」と言われたら、おしまいだからです。 拘置所内では、食料も、飲み物も、出ないので、いつも、ミネラルウォーターを、持ち歩いている必要が、あります。 外交関係がいい国でないと、旅行は、危ないです。 タイと、日本の、外交関係がいいから、大丈夫だったんです。 中国や、韓国だと、大使館も、こんなに、親切ではないでしょう。