レポート

ウルムチ・トルファンの旅④

公開日 : 2006年06月22日
最終更新 :

日ごとに忘れ行く旅の姿・・・
気合いを入れて書いていこう

前日の「ウイグル舞踊ショー」は夏期のみ連夜でやってます
夜9時半から1時間ぐらい
モスク風ホテル(と言っておこう)の部屋の真ん前ですがショータイムの時間は幕を張って音だけ聞こえて見えない
ダンサー達は葡萄民家でもおよばれして踊っていた
暑いときに凄い汗の量!若いな~
最初の晩は見たけど二日目は外へ散策へ
歩いてすぐのところに楽しみにしていたバザールがある
一昔前の日本の風景と似ているな~素朴で逞しい
包子あり、シシカバブ、ナン・・・美味しそうだが小食の私にはパス

23時頃戻ってくるとホテルの前は若者がたむろしている
その中には怪しげな女の子が・・・
一日目の夜には部屋に電話がかかってきて「マッサージはいかが?」
二日目の夜には風呂上がりにドアをノックする音が・・・
なにやらチャイナ語で話しかけている
なるべく静かにして無視(やれやれ~)就寝

やっと四日目
今日はトルファン観光へ
交晶故城は玄武三蔵ゆかりの故城であり、手つかずの遺跡である
(以下詳しいことはお調べを)
かなりの広さに暑さの中、歩くのは大変である
そこで、途中までロバ車で見学をするが轍が深く、おっかなびっくり掴まりながら、かつデジカメを撮りながら悪戦苦闘!
ロバはリズミカルに走っているが、かなり砂が舞いデジカメは大丈夫?
我々はマスクとサングラス・・・例によってショールを頭からすっぽり被り「何だか凄い格好ね!」と言われながら万全の体制で見学
ロバ車の引き手はまだ若い兄弟か?下の子は8歳とか・・・

アスターナ古墳群
交晶故城の近く(4㎞)にある地下墳墓
現在は壁画が少し残っているだけで、ミイラはトルファン博物館に陳列
展望台からは緑の葡萄畑・燃えるような火焔山(本当は)がコントラストを醸し出している

ベゼクリフ千仏洞
映像でいつも見ていたシルクロードの姿
外観は頭に描いていた姿だが、実情は外国探検隊(日本も含む)によって内部が荒らされ仏像の姿は悲しいけどほとんど無い
見学できたのは、17・31・33・39窟
来て良かった
火焔山に行くと砂漠の中に博物館があり、内部には「右側悪い人(国)左側良い人(国)」と書いてあり実物大の人間が陳列されていて言葉が出ない
右側は日本を含む大国である 時代は流れゆく

火焔山
気温は40℃あるが空は青く、心地よい風もふき暑さは感じられない
流れ来る水音にしばしリラックス
西遊記の舞台として有名だが、燃えるような赤はまるで嘘のよう
前記にも書いたように今年の春は砂嵐がひどかったせいであろう
日本にも黄砂が飛んできたほどだから納得

日中の暑さに皆さん汗びっしょり
暑さに強い私も汗で衣服が濡れてきた
ホテルに戻り夕方の観光まで休憩する
シャワーを浴びたり、軽く洗濯をしているうち時間が過ぎてゆく
フロントで円~元を両替(1000円→69.53元)
砂漠見学(また汗かきそうだ)ミニ砂漠?
植物園もあり、中は東京にもありそうな造りの植物園
次は民族家庭訪問
自家製のワインを飲み(生ぬるいな~)スイカをご馳走になる
干しぶどう作りの家庭を訪問し葡萄棚見学を終えた後、干しぶどう販売
ここでしか買えない、馬乳の形やら品種は多い
皆さんキロ単位で購入しているが私は・・・試食のみ
何せ旅は家族にしか教えていないのでお土産は買わないのである

昼の永さにお月様も形は見えても出番がない
夕飯は毎夜7時半~8時頃だが、地元の人はまだ食べていない
我々日本人だけかな
それにしても明るすぎて夕飯も食べる気がしなくなる
昼の暑さで子供達も学校は朝と夕方に分けているようだ
これも納得

明日の出発は遅いので楽だな
でも就寝

    つづく










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