身分証明書 フランスでは身分証明にID類(パスポートや、日本にはないですが、国家発行のIDカードなど)の原本を求められることが多いようです。 知り合いのフランス人は、フランス国内の旅行はもちろんのこと、繁華街にショッピングに行く時ですらパスポート持参で出かけています。盗られたらどうするのだろうと、こちらが心配になるくらいですが。 でも、フランスでは日本円で3000円くらいの買い物でもクレジットカードの使用にはIDの提示を求められたりしますので、買い物にパスポート持参も仕方ないのかもしれません。ましてや、長距離移動のTGV利用では、パスポート持参が彼らの常識なのでしょう。 パスポートはなるべくセイフティボックスに預けておきたい旅行者としては、不便きわまりない習慣ですが...。
Re: 仏人は身分証明書の携帯が義務づけられている 中央線の謎さん こんにちは > 知り合いのフランス人は、フランス国内の旅行はもちろんのこと、繁華街にショッピングに行く時ですらパスポート持参で出かけています。 この人って、国境でパスポートを提示しなければならない国(シェンゲン条約以外の国)に頻繁に出入りする人なのかという感じですけど。 フランスのパスポートは、表紙が、えんじ色と紫とこげ茶を混ぜたような色だったと思うけど、それでしたか。 > ましてや、長距離移動のTGV利用では、パスポート持参が彼らの常識なのでしょう。 彼らが持ち歩いているのは、パスポートではありません。 la carte d'identité と言う身分証明書です。 列車で早期割引切符を自宅に送ってもらって使う場合、身分証明書の提示が必要なので、駅で買ったと同じような大きさの切符ですが、身分証明書を一緒に見せています。 TGVに乗ると、30%ぐらいの人は、切符と一緒にこの身分証明書を出して見せます。 窓口で、正規運賃で買った人は、見せる必要はないですけど。 身分証明書は一枚物で薄い水色です。大きさは、パスポートの1ページぐらいの大きさです。(知人に詳しく見せてもらったことがあります。) ビニルのケースに入れて、取り出したらすぐに写真の箇所が見えるように外側に見えるようにしています。 人によっては、手帳のような二つ折りのケースの内側の片方に入れて、開いてみせる人もいます。 町中で使用するのも、ほとんどの人はこれでしょう。 国内旅行でパスポートを持参しているという説には、賛成いたしかねます。
一部訂正です。 タイトルの 「仏人は身分証明書の携帯が義務づけられている」というのは正確ではありません。 正しくは、 「仏人は身分を証明出来る物の携帯が義務づけられている」というのが正確です。 パスポート、運転免許証でもいいです。ほかの物も、あるようです。 でも、運転免許証は、写真の更新の義務がないので、見せてもらった例では、60歳以上のおばさんが持っていたのは、20歳代の若い娘の時の写真が付いていました。 「私が若かったときは、こうだったのよ」なんて言って見せてもらいましたが、こちらとしては、「まいりました」と言う感じでしたね。 警察官は本人と確認できるのかどうか、いい加減というか、不思議な国ですね。