夜警国家フランス

何故、いちいち身分証明を持ち歩く義務があるのかの趣旨ですが、要するに警察官に夜道ズドンとやられない為に身分証明書が常に必要なことを、パリに留学中の知人から、来訪時にあたって、注意されたことがあります。

フランスでは、警察の力がとても強く、不審者とか、身分不詳の人物が、職質されて、妙に逃げ去ったりすると、警官個人のその場の判断で、国民外国人問わず、ピストル射撃が許容されているのだと聞きました。

去年、ロンドンに不法滞在のブラジル出身の少年が、ロンドン郊外の地下鉄改札で、ロンドン・テロ犯と間違われ、逃げて、特務部隊に射殺されましたが、まさにその状態の事です。イギリスでは、その行為がある程度の議論を呼びましたが、フランスの場合だと、それで当たり前なんだそうで。だから外を歩く時は、必ず、身分証明書を保持した状態で、かつ、警官をみてから、無用に逃げないように、と指摘されました。

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