Re^2: アラビアを実感できます

イエメンは時間が止まった国です。
博物館で100年前の写真を見ましたが今と何も変わって
いませんでした。
行く先々、100年どころか1000年前からの建物ばかり
きっとこれまでにない強烈な印象を受けることと思います。

私は旅行社を利用しませんでした・・・高くって!!
ただライ麦パンさんが女性ということで現地では何かと大変
だと思いますので旅行社を利用された方が楽かと思います。
女性に対してはドレスコードがあるくらいですから・・

サナアの旧市街は狭いので半日もあれば堪能できます。
郊外に行くとなるとバスに期待するのは無理、ツアーかタクシーの
利用をしないと時間的にロスが多くなります。

タクシーは一日貸り切って35$だったか?
安いのか高いのかわかりませんが値切れば安くなるかも?
周辺のシバーム・コーカバン、ワディダハールをはじめ時間的に
行ける所は一通り周ってもらいました。
シバームでは本格的なイエメン料理のフルコース?もセットして
くれました。
この運転手にはその後早朝の送迎や情報収集にといろいろお世話に
なりました。


コーカバンですが・・
高台にあるコーカバンまでは車道があります。
シバームの町までの昔ながらの道(階段)は地元の人が今でも
利用していますが、降りるのに1時間ぐらい掛かります。
ただ、すれ違う人はほとんどなく女性と言うことで(差別では
ありません、危険)あまりお勧めすることはできません。

前にも書きましたが、必ず前日までには観光警察で許可書を取って
おいてください。
これを所持していないと検問所で追い返されます。
なお、申請にはパスポートのコピーが必要です。
「賄賂」悪い習慣ですが、警察官のしかめ面もとたんに笑顔に変わり
快く許可書を出してくれました。

できれば昔の北イエメンだったサユーンから奥地に入るとサナア周辺では
観る事の出来ない違った世界が観れるのですが・・・
やはり女性にはお勧めできません。

サナアの町中にはまともなレストランはありません。
少し離れた新々市街地に行くと良いのですが・・・

手っ取り早いのはイエメン中央銀行の道を挟んで前にあるホテル、
ここは外国人にとって食の救いの場所かもしれません。

ただ写真にある羊の頭蓋骨などは町の食堂でないと無理、脳みそを指で
かき出して食べますがこれは美味い!! お勧めです!!

馬糞のようなパンも、口にする時には抵抗がありましたが、なかなかの
味です、いろいろと食べてみてください。
イエメンで食べ物は目で判断しないほうが良いようです。

女性のトイレ探しは苦労するかも知れません。
街中で女性の姿もあまりみないくらいですから・・・

今日も30度を越える暑さになりそうです。
家族は海外に、私は一人暗く犬の世話で過ごしています。
犬(マルチーズ)は一昨日辺りから、少し元気がありません。
医者に診て貰うかこのまま弱らせるかいま心の葛藤が続いて
います。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/07/01 15:53

    Re^3: アラビアを実感できます

    詳しい情報、ありがとうございます!

    > タクシーは一日貸り切って35$だったか?

    なるほど。参考になります。いろいろ調べてみます。

    > ただ、すれ違う人はほとんどなく女性と言うことで(差別では
    > ありません、危険)あまりお勧めすることはできません。

    そのシバームが危険というのは、
    保守的な地域で女性2人で歩くことが非常識なのでしょうか?
    それとも道が悪くて体力的にきついという意味でしょうか?
    サンダルの方が涼しいし、砂なども落としやすいかなと考えていましたが、
    周辺の町はスニーカーじゃないと歩きにくそうですか?

    パーミッションは、忘れずに取得します。
    羊の脳味噌は…、うーん、ちょっと試す勇気がありませんが、
    牛糞のようなパンは見つけたら買ってみたいと思います。

    > 女性のトイレ探しは苦労するかも知れません。

    これは…考えてもみませんでした。確かにそうですよね。
    うーん。あわてないように調べておきます。

    この蒸し暑さ、老犬にはかなり厳しそうですね。
    病気で苦しんでいないのは幸いです。
    あとは彝驫靉さんご自身で納得のいくお世話ができますように…。

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    男尊女卑ではありませんが

    女性を大事にする?ためでしょうか、女性が外を歩く
    姿は少ないですね。

    シバームの階段は何が起きても不思議でないくらいに
    人影を見ません。
    地元の人を疑うわけではありませんが、絶対安全という
    感じはしませんでした。
    街中もあまり人影は見かけません。
    特に午後1時ごろから4時ごろまでは昼休み、皆さん
    家に閉じこもり暑さを凌いでいます。
    外を歩いているのは私だけでした。

    階段は石を積み重ねて作られていますが、道はローカルに
    行きますと未舗装のところが多くできればスニーカーを
    お勧めします。

    肌を露出するような服装は厳禁です。
    街中の食堂もカフェもどこも男、男、男ばかりですが
    旧市街の市場では生活のためか売り子にはお婆さんの
    姿もちらほらですが、買い手側は勿論、男、男、男。

    いままで旅行されたイメージとは全く異なる国です。
    見るのも聞くのも驚きの世界が待っています。
    それだけに印象の残る旅になるでしょう。

    ホテルは旧市街と言うことですが「歩き方」に載っている
    所ですか?
    ホテル側の人がいろいろとアドバイスをしてくれると
    助かるのですが・・・