レポート

バルト3国首都間を鉄道で移動しました

公開日 : 2005年07月31日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

本件にあたっては、読者各位から非常に有益な助言をいただきました。改めて御礼申し上げます。タリン、リガ、ヴィリニュスと鉄道で乗り継いできました。

まずタリンからヴァルガへ行きます。ラトヴィアのルガジからのリガ行きは6時間待ちなので、カフェで食事をし時間をつぶしたあと、国境を徒歩で越えました。国境越えまもなくのところにバスターミナルがありましたが、ここは長距離線用で、ルガジ行きの市内バスはバスターミナル裏手のバス停から出るようです。このバスターミナルでは英語が通じないので、ドイツ語で何とか情報を入手しました。ロシア語はあちこちで耳にしたので、ロシア語ができると心強いと思います。

バスに乗るとルガジからの列車を逃してしまうのではという危惧から、タクシーでルガジ駅まで飛ばしました。1.5ラッツなので安いものです。ところがタクシーはどんどん森林の中へ分け入ってゆき、ルガジ駅はホームに待合室だけの実にさびしいところでした。売店も一切ありません。時間をつぶすのが大変です。結局、列車の発車前になってバスも駅に入ってきたので、バス連絡も可能ということです。

リガからヴィリニュスまでは、DBのサイトで調べた隔日運行の列車が運行されており、特に問題なく旅行できました。

現在、クライベダに滞在中です。日本語環境が不十分なので、拙稿に対する返信を頂いてもすぐに対応できないかもしれません。その点はご了解ください。

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1件のコメント

  • 05/07/31 14:09

    Re: バルト3国首都間を鉄道で移動しました

    先程別のところで、出発間近と書きましたが、
    既に旅立たれていらしたのですね。

    ルガジというところへは何をしに行かれたのですか?
    スペルがわかればありがたいです。

    東欧の本当に何にもないド田舎、独りでいるには退屈過ぎるかもしれませんが、
    気の合う仲間と週末出掛けて行ったりするにはいいところです。

    クライペダは、ちょうど先週あたり年に一度の海祭り
    Klaipeda Sea Festival が行われていたと思いますが、
    こちらのほうは見られましたか? ちょっと遅かったのかな?

    ご当地名産の Svyturys でも飲んで寛いでいてくださいませ。
    http://www.svyturys.lt/


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    ロシア語はソ連邦崩壊後の今も当地域内の族際語として十分に利用価値があるようです。
    ちょうど大英帝国が無くなっても英語が世界中で共通語として話されているようなものでしょうか。

    確かにロシア語が出来るとユーラシア地域を渡り歩くには大変便利なことでしょうね。

    また、ロシア語をバルト3国のあちこちで耳にされるのは、実際にその地にまだロシア人がたくさん住んでいるせいでもあります。

    日本も、もし何かの間違えで北方領土が返還されたりした暁には
    自国内にロシア人のマイノリティーを抱え込むことになるわけですから、
    今のうちにバルト3国のロシア人マイノリティーの現状なんぞをちょっと研究しておくのもムダではないように思います。


    では、残りのご旅程もお気を付けて。

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    退会ユーザ @*******
    05/07/31 22:34

    ルガジ、クライペダ

    ルガジはLugaziと綴りますが、zのところに「^」とは逆のアクセントがつきます。

    ご承知のように、旧ソ連時代はヴァルガからリガ方面へ列車が直通していました。独立に伴い、旅客列車はそれぞれの国のもっとも国境に近い駅までしか行かなくなりました。
    ヴァルガの駅はエストニア側にあるため、タリンからの列車も入れます。しかし、リガからの列車はヴァルガに入れないため、ひとつ手前のルガジで止まっている運用になっていると推測されます。ヴァルカ/ルガジはバス連絡というわけです。

    ただし、線路はつながっており、貨物列車は直通しているようです。またヴァルガ駅には「RIIA/RIGA」と書かれた標識とともに何か閉ざされた事務所のようなものがありました。以前は、ラトヴィアの列車もヴァルガに乗り入れ、ヴァルガで出入国管理をやっていたのかもしれません。

    クライペダでは、到着してすぐにSvyturysを試してみました。地ビールとは知りませんでした。

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