イベリア航空のストライキで、バルセロナで2日間(2度のフライトキャンセル)足止めされました。
その結果、次の予定地だった香港のホテルがキャンセル不可だったので、2泊分を支払わなければなりません。
航空機遅延費用の特約保険をつけていたのですが、現地で確認したところ、「被保険者が支出した費用を一回の事故につき3万円を限度にお支払いします」という項目の「目的地における旅行サービスの取り消し料」にあたるかどうか、電話オペレータが判断できないので本社との交渉で決済になるそうです。(最初はバルセロナー香港―日本の乗り継ぎ地となるので、目的地ではないから、ダメだと言われました)
尚、イベリア航空側は、バルセロナのホテル代はおろか、空港には情報すら一切提示がなく、保険会社に提出する為のストライキが行われた証明を要求しても拒否されました。
今回はFIXの格安航空券でした。
4時間並んで、初日は翌日のフライト変更・全行程のアップグレードを保障されました。
しかし、翌日もスト。スペインは既に死者も出るような猛暑で、うだるような暑さの中、朝8時から夕方5時まで、飲まず食わずで、トイレすら行かずに並び、翌日へのフライト変更・全行程のアップグレードを再度保障してもらいました。
その翌日になって、イベリア航空のアップグレードはするが、他のキャリアに対してはしないと拒否されました。チケットには既に手書きでクラス変更とイベリア側の印鑑を押してあるので、約束を実行するよう要求しましたが、付箋をつけて上書きされました。
マネージャーの女性が、個別交渉をするので、列から離れてカウンター横へ来るように誘い、一応言葉通り、チケットカウンター(空港内は猛暑の中、職員は冷房がきいた部屋)から出てきたので、「イベリア側が一旦約束したことを反故にするなら、その理由を明らかにすべきだ」と主張しましたが、「それは間違いだ、今日の決済権限は自分にある」「難癖をつけるなら警察を呼ぶ」と言われました。
始めからストが長引くのを見越した上で、追い払う為にアップグレードしたのかも知れません。
(尚、これはタダの愚痴ですので、無償アップグレードの際のグレードダウンの規定・航空券種の選択の是非については自分でも承知です。通常はアジア系ビジネスの格安オープンを主に利用していますが、今回は大急ぎで旅程に合わせたのでこんなことになってしまいました)
イベリア航空は規定CE261/04に基づき損害補償金は一切支払いをしないことを主張しておりますので、イベリア航空への要求は諦めています。
せめて保険でカバーしたいので、今回の香港での宿泊がどう扱われるのか、交渉の際に参考にできるようなご意見・ご経験をお持ちの方、よろしくお願い致します。