レポート

中国語できないけど、川底下村に行ってきました。+YHの情報

公開日 : 2006年08月20日
最終更新 :

昨日北京より帰国しました。
↓No.144073で道連れを募集したのですが、見つからなかったので一人で川底下村に行ってきました、日本人にはまだまだマイナーな観光地で行く人もまれかと思いますが、一応レポートを書きます。
ちなみに自分は20代女・中国語は全く出来ません。
前日に試しに宿泊先のYHのスタッフに川底下村について聞いた所、誰も知らなかったようで、ちょっとした騒ぎになってしまいました。
地図でやっと見つけ、「本気で行く気?」等言われてかなり決心が歪みましたが、後悔するのも嫌なので、行って見る事にしました。
歩き方の情報では、地下鉄の終着駅苹果園(王府井から40分程)から7:30発929支バスで行けるとの事でしたが、自分は情けない事に寝坊をして、すんでの所で間に合いませんでした(泣)。しょうがなく付近でタクシーを捜すと、何やら声をかけてくるおっさんがいます。何となく川底下村の中国読み(Chuan di xia cun)を連発しているように聞こえたので、試しに筆談。おっさんは白タクの運転手だったようで、交渉して片道100元で連れて行ってもらう事にしました。苹果園から一時間ちょっとで到着。途中、箱根ターンパイク並みの山道にもかかわらず、おっさんがやたら飛ばし、追い抜きまくるので生きた心地がしませんでした。何度もスピードを落とすようにジェスチャーすると、40年もこの道を運転してるから信頼しろ(多分)との事。途中の景色は、少し山水画っぽい所もありかなり綺麗でした。
村に入るのに入場料が入ります。歩き方の情報では20元でしたが、タクシーのおっさんが10元と言うのでおっさんに10元を渡すと入村券を買ってきてくれました。(中国人だと安いのかも)。
村はホント映画かウルルン滞在記に出てきそうな感じで、石造りの家々がひしめき合って建っています。ごく小さな村なので、2時間もあれば十分見て回れます。平日にもかかわらず、中国人(?)観光客グループも沢山いました。普通のお宅に入って、四合院の作りとか見ても、何もいわれません。村全体が観光施設として公開されている様子です。毛主席がどうのこうのとか書いてる壁やトイレ(仕切りも無い唯の穴)を見ました。丘に登ると山に囲まれた村全体が見渡せて絶景です。
多くのお宅が食堂や宿泊所をやっています。私は山菜(?)入りの肉まんとキノコと野菜の炒め物を食べました。値段は高いですね、20元位。でも村人にとっては貴重な現金収入なのかも。ご飯を食べてたらここまで連れて来てくれたタクシーのおっさんに会いました。昼食が20元位だった旨を伝えると「ありえない位高い」みたいな感じでした。
帰りもそのおっさんに100元払い、苹果園まで連れて行ってもらいました。帰りは同乗者(中国人男性とその小学生位の息子)がいましたが、値段は割り勘ではなく、一人に付き100元でした。中国人男性は子供がi-podみたいなのを持ってたのでかなりの裕福層かも。この中国人男性との筆談によると、行き片道で200元かかったとの事。100元で行けた自分は運が良かったのか???3時位には北京中心部に戻れました。
YHに帰ったら、スタッフが私の無事を喜んでくれました(笑)。

私はこんな感じで運よく無事帰ってこれましたが、ほんとは女性一人で白タクはやめた方がいいですよね。村に中国人観光客が沢山いた所を見ると、北京から中国人向けツアーがあるのかもしれません。また少しでも中国語ができるなら、苹果園からミニバスが出ているという情報もあったので、それを利用した方が安全です。本当はバスで行こうと思いましたが、実際苹果園からの距離を考えると、本数も少ないし時間がかかって不便だったかもしれません。日本語でJCBのツアーもありますが、少人数では高いですね。複数なら日本語サポート付きのタクシーチャーターサービスもいいかも。

ちなみに宿泊したYHはJade International YHです。Hostelworldから予約しました。王府井の大通りから徒歩15分位。ドミトリー部屋はフローリングで新しく、TVもあって綺麗です。朝食も10元でお粥等が食べられます。なかなかお勧め。スタッフも親切です。


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1件のコメント

  • Re: 中国語できないけど、川底下村に行ってきました。+YHの情報

    いやーメーターでいくらかかるか分からないような遠い所は白タクもいいと思いますよ。
    交渉さえしっかりすれば、安く行ける所も多いですしね!
    楽しまれたようで何よりでした!

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