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交換留学試験における”成績”について

公開日 : 2006年09月14日
最終更新 :

こんにちはmomopekoと申します。
高校生の交換留学(AFSやPIEEなど)の試験では応募の条件として”中程度の学力”がありますが、この”中程度”とは何を基準に「中」なのでしょうか?
息子は中南米のスペイン語圏への留学を希望しているのですが、現在通っている学校が中高一貫の進学校なこともあり、正直ほとんどビリッケツです。
が、河合塾などの全国模試では偏差値は50を越えているのでこれは”中程度”ではないかと...。
本人の中では留学が最優先なので高等部進学を機にもう少し順位の上がる公立高校を受験することも考え始めました。
 内情をご存知の片、ゼヒ教えてください。

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7件のコメント

  • 個人的感想

    momopekoさん
    親戚、友人、会社の同僚・後輩・先輩に帰国子女、高校・大学・大学院留学経験者がいます。自分もその一人です。

    中学生のお子さんが高校1年間留学したいといっていると理解しました。
    目的達成のためには、doubletreeさんのおっしゃるとおりで、高校の1年間ではたいしたことはできません。単に、雰囲気を感じ取ってくるだけでしょう。でもそれだけでもいい経験ですよね。金銭的に余裕があるなら、リスクがあることを理解した上で送り出してあげていいと思います。
    また、試験に落ちたらそれも経験。人生のなかで試験に落ちるぐらいのことはしょっちゅうおこる。たいしたことありません。それに人間万事塞翁が馬です。なにがどうころぶかわからない。私も留学試験に3回落ちましたが、目的は達成しました。意思があれば目的は達成できるものです。

    また、語学ならば今の日本の環境で上達は十分可能です。やる気の問題です。高校生なら会話に慣れるのは早いでしょうが、ちゃんとした読み書き話すをマスターするには時間がかかるものです。留学すれば語学ができるようになるというのは誤解です。

    ともかく、南米にいきたいんですよね。すぐに行くのもひとつの方法、我慢して大学や大学院で行くのもひとつの方法です。

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    Re: 個人的感想

    試験に落ちることも経験。そうですね!ああ、本当にそうです。
    夢なんてカンタンにかなうものではないのですから。
    そうして目的を達成されただいだいさん。いえいえ、あきらめてしまう人も多いですよ、すごいです。

    そして語学の国内での上達法。今は同じクラスに外国籍のお友達は1人しかいないのですが(しかも日本語しか話せない...)小学校時代、挨拶の次に覚えてきたのが”だまれ、このゴキブリ野郎!”というポルトガル語でした....。が、本当に恵まれた環境にいます。あとは実践的な頑張りですよね。

    貴重な体験のお話、ありがとうございました。だいだいさんのご経験をいつかきっと「お母さんの知ってる人は」てな枕詞で言ってしまうと思います!

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  • ある事例から

    参考になるかどうかは分かりませんし、既に沢山アドバイスがあるので、冗長かもしれませんが。。。

    長男が、高校1年次の成績は、まさに中程度でしたので、在籍高の姉妹校との交換留学に応募できず、
    日本の交換留学支援機関経由の高校生交換留学プログラムで留学をしました。

    プログラムは1年間でしたが、終了間際になって、本人が、留学先の校長先生にお願いして、1年延長して
    もらい、結局、その高校で卒業し、以後、大学もアメリカで卒業しました。

    その時の経験から見ると、何処の国でもそうだとは思いますが、将来、ランキングの高い大学を目指して、
    進学準備高校に受験しようと思えば、当然、学業成績のウエイトが高くなると思いますが、交換留学の
    申請時に、提出する書類の多さから見ると受入れ校の採用基準は、それぞれの学校で異なるのでは
    ないのでしょうか!?

    留学目的や希望を書くエッセイ等で、将来、故郷の地域社会に貢献したいと言うご本人の熱意や情熱を
    訴えられたらどうでしょうか!?

    次男は、大学2年から留学しましたが、2人を比較すると、本人達も言っていますが、高校生の未成年で
    留学するのと大学生として大人になってからでは、本人の留学目的や心構えも違うし、受入れ側の扱いも
    変わるのかも知れませんが,留学から得られるものが違ってくるのではないかと感じています。

    人によっても違うのでしょうが、高校生から留学した方が、現地の生活慣習と言うか、文化と言うか、
    そういたものを肌身で感じ、吸収する度合いが違うように思っています。

    2人とも、留学なんて、そう甘いものじゃないし、人には安易に勧められないな!!と言っています。
    留学の失敗例もあるやに聞いておりますが、リスクは親が背負ってあげ、セイフティ・ネットを張ってあげれば、
    ご子息が留学から得られるものは、大きいように思うのですが。。。

    ご子息が、器の大きな人に成長されるよう、陰ながら、期待しております。

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    Re: ある事例から

    経験された保護者の方、しかも高校からと大学からの2例、参考になります。
    交換留学提出時の書類、まさに私の知りたかった事柄です。志望動機ははっきりしているのですが、いざそれを明確に情熱的に試験官に伝えられるかとなるといささか(いや、大いに)不安が残ります。
    英検も準2級を取るとだいぶ有利になるようで、成績だけではないのですね。
    地域での活動、たとえばわが地区ではスペイン語教室やその反対の日本語教室などを実施しているのですが、そこへの参加歴などもアピール材料になるのでしょうね...身を入れねば。

    留学はあまいものではない。ご本人だけでなく、心配や不安、経済的な負担など保護者も大変ですね。
    皆様に教えていただくうちに、さまざまなリスクもわかってきました。
    親の覚悟。そうですね、腹を決めたいと思います。
    立派なご子息でうらましいです。きっと素敵な親御様なのでしょうね。
    貴重なアドバイスと励ましのお言葉、本当にありがとうございました。

  • 06/09/15 06:32

    成績表を送る学校かどうかで変わるかも

    出願希望先の学校が現時点までの成績表を出願書類の一つとして要求
    している場合、提出する時点である程度『優秀』と見てもらえる
    ものにしておく必要はあると思います。入学試験との査定配分に
    関しては、査定期間や行き先の学校によって分かれると思うので、
    細かいことは分かりませんが。あと、筆記以外に面接も海外の
    学校では(ある場合)重視されます。説得力のあるプレゼン
    テーションが出来る(人間性の魅力を相手に感じてもらえる)
    ことを求められます。

    私は通訳者という仕事をしております。ご子息は地元地域の外国の
    ために役立ちたいという素晴らしい夢をお持ちのようなのですが、
    それを実現するために、語学力とか留学だけのいわゆるハクの
    部分だけでなく、人間的に魅力的であることを磨いてほしいと
    思います。母国文化と異文化と、共に見つめられる意識、
    思いやり、気配りがないと生身の人の感情を相手にする
    通訳は務まりません。

    まだ留学までに時間はあると思いますので、いろいろ取り組める
    でしょう。私も言葉の壁をつないでくれる仲間が増えるのは
    嬉しいです。ぜひ夢をかなえてほしいです。頑張って下さいね。

    (後半は質問そのものから外れてしまったかもしれません。
    無礼に感じられたらご容赦ください。)


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    Re: 成績表を送る学校かどうかで変わるかも

    そうなんですよ...今のままでは優秀のゆの字もありません。特に数学など悲惨のきわみです。いいのは英語のリスニングだけ。Rになるとトホホですが英検は受かりました。

    人間性の魅力。よーくよ~~くわかります。私自身、外国人の友人が多いので日々実感します。
    思いやり、気配り...本当に。言葉の前に、一人の人間として成長しなくては。
    励まされるお言葉でものすごくうれしいです。無礼どころか涙が出そうでした。
    お仕事がんばってくださいね。先ほども書いたのですが通訳さんて本当にすばらしいお仕事だと思ってます。
    ありがとうございました。

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  • 留学の目的

    早速ご意見をお聞きできてうれしいです。
    AFSはやはり優秀な方なのですね、私の同級生もそうでした。
    そうですね、最初になぜスペイン語で中南米かというお話をするべきでした。
    私たちが住んでいる地区は出稼ぎの中南米の方がたくさん居住している地域で、息子の同級生もクラスの1/4は外国籍のお友達(こういう言い方をします)でした。
    彼らの就学や非行は地域ではとても深刻な問題です。ゴミ出しから深夜のパーティの騒音、子どもの深夜徘徊。病院などでも大変なようで看護師の友人はしょっちゅう外国語で怒鳴られている、と苦笑いしています。
    多くの方が相互理解に真摯に努力し、苦悩しています。
    異国の地で言葉の壁や生活習慣の問題で苦労している彼らの気持ちは当事者でなければわからないでしょう。
    それを理解するには”逆の立場”になる。それが留学の目的です。
    最終目的は”市役所職員になる。スペイン語もしくはポルトガル語ができればいろいろ役に立てるかも”というようなことを言っています。
    ですので安易に海外で1年過ごす、というのとは違うと思います。
    必要に迫られてスペイン語やポルトガル語を習う人はとても多く、市の講座も公務員の方でいっぱいです。
    小学校の担任の先生も、夏休みを利用しメキシコに短期留学をされて、その写真&お話のことは印象深かったらしく、よく話しています。
    息子でなくても、”中南米に留学して言葉を!”と思うような土地柄なのです。

    中学生の行き方探しですから、これから変わるかもしれませんし。
    もちろん現在の学校で上位を目指すことが当然の命です。
    が、なかなかキビシイので、思わず書き込んでしまいました。

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    それなら、なおのこと

    ここでは、1~2年程度の現地高校生活を前提で語ります。

    そういう立派な目的意識があるのなら、なおさら高校の貴重な時間を無駄なく使い、大学でのhigher educationを通じて、その目的を達成する方が実際的と考えます。高校時代は、良くも悪くも人格もできあがってない時期で、1年は長く、単身で海外現地校で過ごすと、生徒自身の気分が現地ナイズドされて、悪くいえばtoo casualでおおざっぱな人になったりします(全員が、という意味ではない)。帰国後の受験へのモチベーションは確実に落ちるので、本業がおろそかになる傾向があり、帰国子女枠以外では、受験実例を見聞きする限り、あまりはかばかしくない結果に陥る例を結構みます。18才になって、結果的に、目的実現どころか、進路選択の自由度が狭められる結果になるリスク高い、これが実態です。

    最も、1年終え、そのまま現地の大学(院)卒業まで行く人なら、話は別ですけ。そういう人を知っていて、優秀な人でしたが、高校からずっと県の支援で留学し続けたらしく、県関係の団体勤めの方でしたね。その身を一生、県に捧げるって感じですかね。

    外国語修得って、自分の専門性をより極める為の道具にすぎず、また、その外国語単体が、ただ表面的にしゃべれるだけでは、よくてせいぜい観光ガイド程度しか活かされません。語学修得テキストだけで言葉単体を学ぶやり方は、所詮、海外旅行どまり現地日常生活どまりで、仕事や専門では到底使えないレベルにしか到達できません。単に語学屋で終わってしまうのは、将来、仕事に広がりの欠ける、うすっぺらいものに成りかねないということです。研究分野の情報を得る媒体が、外国語で書かれている為に、知識吸収の為には、その媒体の読破が必要という観点から、その言葉を学ぶ必要があるという方向性から言葉の修得に入る方が有用・効果的です。

    息子さんの目的は、むしろ、地域に根ざした高度に行政的な意識に置かれていると思われ、外国語は、その道具として使えるべきでありたいという、ある意味、副次的な位置づけにあると思われますから、県の下級職員では、いくらの問題も解決できない。やはり地方公務員でも上級資格をとってほしいし、その為には、例えば地域経済とか地域社会関連とか行政関連方面を大学で選択し、その専門性を高めるツールとしてスペイン語を傍らで学ぶ、大学生になってある程度視野が開けてきたら、中南米にリサーチ行ったり留学する、または、学生時代に議員秘書のアルバイトを経験して、外国人居住者の生活実態の問題を探りながら言葉を学ぶ、みたいな形の方が望ましいと思いますけどね。

    現地高校生活だと、言葉の知識ゼロからのスタートで、滞在で得られる中途半端な語学能力程度では、いくらのものでもなく、それなり忘れるのも早く身に付きません。だから、高校時代の経験ならば、短期滞在で十分と思います。

  • Re: 交換留学試験における”成績”について

    高校留学を終えて戻ってきた生徒に、何らかの成果や効果が現れるなら、例えば学力偏差で55~60位は欲しいとおもいます。殊に、今の時代はゆとり教育弊害で、教育全体が下がっているので、なおさらだとおもいます。それを翻って、団体が応募条件にあいまいに「中程度」と表現しているじゃないかと私は理解しました。

    それ以下の学力の子供が、スポーツ・音楽・舞踊などの特殊技能の修練目的に外国留学するのではなく、単身で外国生活を漫然と1年生活をおくっても、コミュニケーション能力があまりに低すぎて、与えられた環境から何かを吸収する能力もなく、日々ぼーっとすごして物見遊山、または、頭が混乱して精神的にきてしまったり、悪い道にひきずられたり、つまり、行かない方がよかった方向に崩れてしまうケースもあります。

    AFSに合格したような、いわば優秀な子(感覚的にAFSの子は上位校で成績も悪くない)でも、昔は「AFSくずれ」とか言われた、ドラッグにはまって強制帰国させられた子もいますし、これとは別に、金満家庭の子供が悪の道に走ってしまった時、ちょっとセンスのある親は、悪い友達から切り離すために、アメリカ(全寮制または身元保証人の地域の学校に入るなど)にやったりします。そこで、更正する子もいるし、そうじゃない子もいます。

    留学団体の受験のために格下高校に転校するなど本末転倒。高校時代に必要なのは、現在の学校で、今与えられた勉強を100%こなして基礎知識を増やす努力(=最低でも、現在の学校で上位にいてほしい)を優先すべきであり、基礎学力も十分じゃない、母国語さえ十分じゃない状態で、無理に単身留学するべきじゃありませんし、それが目的でもありません。

    子供に経験として何かが与えられるだろう好イメージを、親が過大に抱くほどのメリットは、高校留学レベルでは得られません。それが欲しいならば、1ヶ月2ヶ月の短期滞在コースで十分です。逆いえば、これって、学業を十分にこなした子供への、プラスαの課外教育にすぎません。また、単なる洋行で経歴にハクが付いたのは明治時代の話で、現代日本では、留学して世界的な有名校を卒業した(未来の著名人とのコネができる)とか、または、大学大学院レベルでよほどの高学位を取らないかぎり、単なる「留学」した事実だけでは、全く評価されてません。自己PRの材料には成り得えるでしょうけど。

    私は、長期滞在型の、いわゆる「高校留学」は、学術的(学位、研究)または技能的の、それらしい明らかなものが何も得られないので、本質的に留学と呼ぶには別物とおもってます。また、単純会話能力でみれば、外国に行ったことがない、六本木や横須賀などで米兵相手に遊んでる中卒コギャルだって案外高かったりします。なので、子供の満足を満たすために高校留学を与えるのは、ちょっと高級なお遊び道具を簡単に与えてるのとおなじようなものにみえます。

    今の学校でがんばって上位をとり、まともな大学に入ってから、学内推薦で、1年2年を留学してすごす(しかも留学先単位が卒業単位に通算される)というのが、今ある選択肢として、一番、美しい道ですよ。

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  • 悩まず、まず応募してみればいいのではないですか?

    偏差値も、学校の成績も、ラテンアメリカに行けば関係ないので、
    まず本人のやる気で、応募してみればいいのではないでしょうか?

    ただ、やる気だけでは、留学先の高校生活は、正直きついかな~、
    と思う事もあるのですが・・・エクアドル人、キューバ人、チリ人に
    聞いた事によれば、あちらの学校は、先生が質問すると、日本のように
    自分が正解であるかどうかを気にするのではなく、自分が思う事を、
    十人十様に積極的に発言しようと、競って手を挙げるのが普通だそう
    です。

    彼らから日本人(アジア人)の学生を見ると、非常に静かだ、という
    事だったので、かなりの積極性がないと、静かで見過ごされてしまう
    かもしれません。

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    Re: 悩まず、まず応募してみればいいのではないですか?

    なるほど...目のいっていない部分でした。
    そういわれてみれば、クラスの外国籍のお友達もとても元気です。
    先生に「クソババア!」って言い返したり(笑)
    彼らの明るさは個人的には大好きですが、その中に入るとなると難しいですよね。

    ありがとうございました。

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  • ”片”だなんて...もちろん”方”です。

    失礼しました。

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