レポート

オーストリア南部の田舎町で見つけたヘンデルとグレーテルの宿

公開日 : 2006年09月24日
最終更新 :

オーストリア南部の小さな町、フィラッハ(Villach)で、すてきな宿を見つけました。利用したのは2006年9月8-10日、町中のホテルは空いていなかったので、やむを得ず郊外に予約しました。後で分かったのですが、この日ハーレーの大会があってバイク野郎が(聞き間違いでなければ6万人!;町の人口が5万3千人)大集合したためでした。余談ですがバイクのパレードは(うるさいけど)壮観でした。2008年まではここでやるそうです。
駅前でタクシーに乗って宿に向かうと、ほどなく山に入って、人家の途絶えた道をずんずん登るじゃありませんか。おいおい大丈夫?と心細くなってきたころ、パッと視界が開けてかわいい山小屋が。迎えてくれたのは元気なオバチャン(Mrs. Gerlinde Gaderer; 実は若い)。「日本からのお客さんは初めて」(『...ホントカナァ?』)。部屋は未だ新しくて清潔でした。リネン類もしっかり(バスタブはありませんシャワーのみ)。一番ありがたかったのは、シンプルだけど美味しい食事。肉類が苦手な私にも、ハム類、チーズ類がどれも口にあったのは驚きでした。パンやジャムを含めて手作りというのは本当だと思いました。ここはやっぱりワインがなくては、と昼間からワインとチーズで森林浴。思いがけず、すばらしい時間を過ごしました。
「ヘンデルとグレーテルの宿みたい」と言ったら「さしづめ、私は魔法使いのおばあさん」『…変装したら似合いそう』とは言いませんでしたけど。実はこの宿、駅まで歩いても30分と近いのです。荷物が軽くて道が分かれば(歩道と車道が一部別ルート)歩けます。特に下りは心地よい散歩道。
私はtiscover.atから予約しましたが、直接ホテルのウエブ(下記)からでも同じだと思います。3部屋しかなくて、3泊以下の場合、ユーロで55、65、70/人・日(部屋によって値段が異なる)となっています(2006.9.18)。私が泊まったのは65ユーロの部屋に2人でした。
ホテル名:Zur Brandenburg、住所:A-9500 Villach
ウエブ:www.zurbrandenburg.at

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1件のコメント

  • 06/09/25 06:39

    フィラッハ

    この宿は、木立ちの中のガストホフですね。なかなかいい感じ。

    フィラッハは私も行って泊まりました。
    このまち、オーストリアの端っこの方で、行く人も少なめですが、
    ミノカムリヤマさんは、このときは、どんな旅行をされたんでしょう。

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    06/09/26 06:43

    ps、

    怪しくない、レポートの場合は、返事をくださいね。

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