トルクメニスタンもよかった

あれほど、市民も旅行者も自由を制限されている国、その体験は貴重かと思います。ドライバーが何人も代わったり。レストランで飲んで聞いた麻薬取引の話題。その場にいなかったガイドが、翌朝、「そういう話をしてはいけない」といいだして、筒抜けだったことがわかったり。宿泊したゲストハウスの親父が、大統領のお抱えの肖像画家だったことを知り、ガイドがおびえてしまったり。スパイの出てくる映画でも見ているような体験。大手の旅行会社が、トルクメニスタンへのツアーをはじめています。独特の雰囲気は、なくなる傾向にあるでしょう。旅行するなら、早いほうがいいように思います。もう一度行ってみたいですね。

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1件のコメント

  • 06/10/07 02:44

    Re: トルクメニスタンもよかった

    トルクメニスタンは変な国でした。
    アシュガバードの市内には、ニヤゾフの肖像や金色の彫像があちこちにありました。
    テレビでは、ニヤゾフを賛美するチンケな番組ばかりが放送される。
    閑散とした郊外の高級ホテル街 -不毛な都市計画-
    独裁政権といわれる国は他にも数カ国旅行しましたが、ここは独特の雰囲気がありますね。
    おっしゃるように、こんな国なかなかお目にかかれません。

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    シルクロードのトルクメニスタン、違いの判る旅人に

    アシガバードのホテル街を、何度か歩きました。結婚式場と化しているようです。1泊だけ宿泊もしています。トルクメニスタンでは、いろいろと気になったり、納得できない場面に出くわしました。でも、理解できても納得できないエリアがある。これも現実かと思います。トルクメニスタンの体制を擁護する気もありませんが、日本と同じような状況ばかりではない条件の中でも、生まれ、学校へ行ったり、結婚したり、子育てを過ごしたり、孫に囲まれて老後を過ごす庶民の生活、どんな思いで過ごしているのか気になります。状況を理解することはできますが、状況を納得することとは難しいと、トルクメニスタンで感じました。風土、民族、宗教、文化、言語、政治の違い。違う世界があるから、わたしは旅に出るのだと思います。近い将来、トルクメニスタンの庶民と本音で話のできるようになるといいですね。独裁体制の中で、どんな思いで暮らしていたのか、聞いてみたいです。