2年前ですね 強制送還にあった当人はもちろん自腹(帰国後振込み)、 私は依頼人が手配したチケットを渡されて(復路オープン) 取調べが終了後、強制送還の執行官と両脇で当人を挟む席で 帰ってまいりました。 本人は何度も行っていて『いつも見られないから』と 出国手段のチケットを用意せずにお縄となったものです。 現在、当人は事件当時のパスポートの有効期限いっぱい 海外渡航禁止(パスポート取り上げ)中です。 取り直しのパスポートも五年間でしか取れず、何処の国へ いく場合もビザ必須(次のパスポートの期限いっぱい)・・・。 普段はそれこそ水戸黄門みたいに便利なニッポンのパスポートも、 こういうことがあるとその使い勝手が一気に落ちます。今回は 生涯申請禁止みたいな厳しいものまでは行かなかったものの、 ケースによってはそこまで行く場合もあるそうです。