皆さん、経験がある方も居られるでしょう。。
トランジットするのに到着便が遅れて乗継時間が無くなったとき、どうなりましたか?大幅に遅れて、全く乗り継げなかったという不幸な話の顛末記もあるでしょうが、それは経験者におまかせします。 私の場合は、ちょっと心配しただけでした。
(プロローグ)
日本発の便は、何語であろうと、最後に必ず日本語で説明があるので、のんびりしたものです。ところがヨーロッパ内フライトは、日本語は絶対に無いので、私は耳をそばだてます。 まあ、ツアーの人は解ろうが解るまいが何であれ、添乗員の指示に従えばいいので気楽でしょう。(だから私も将来は、添乗員付きを検討したい。)
個人旅行の場合は、自分で聞き取れなければ、どうにもならない。 外国語障害者の私にとっては、こんな時が、「スクランブル!」です。 そして、英語だけが頼りです。 だが、あちらの乗務員の第二・第三外国語である英語は、聞き取りにくいことも、多いのです。
「よく判らないじゃないか!!、イスパニア訛りやフランス訛りで、英語を言うのは止めてくれ!!」と、自分の英語力を棚に上げて、言いたくなります。(外国語が出来ないので、実際は言えません。) 何たって、このときは必死です。
(本文)
今回、チューリッヒからパリ経由の帰国便で、チューリッヒ発が遅延しました。 出発が霧で1時間以上遅れて、ドゴール空港での乗継時間は、残り30分となりました。 30分あるので急げば大丈夫だな?、スルーで発券しているので、少々のことは待ってくれるさ。 と思っていたところ、 ドゴール着陸前に、機内放送で「Mr.kiya、 ホニャ~ララ、ホイ!! 」とのアナウンスがありました。
「ホニャ~ララ、ホイ!!」の意味は分らないけど、飛行機を降りるタラップの下に、係員が待っているということだと、状況判断。 タラップの下では、「Mr.kiya」と大きな紙を掲げた、係員が待機していました。僕ら2人は、係員の車で滑走路内を移動して、混雑していたコントロールやチェックも優先的にしてもらい、あっという間に、搭乗口に着きました。
きっと私は、ジュラワイン抱えて、やや緊張した顔だったと思います。 でも、列に割り込んで優先的にやってもらうときに、私は並んでいる人への会釈を、忘れませんでしたよ。 ――― 紳士ですから!(じつは、これで2度目)
(エピローグ)
こういう事は、旅行の自分への思い出になります。 (もし、乗り継げなかったら、本人は大変だけど、それは聞く人への、面白い土産話になるだけです。)。 過去には、サベナ・ベルギー航空が旅行中に倒産して、帰国便が無かった!!、そんな体験もしています。 、外国語障害者の私は、そのぶん機転(そんな時、どうする?= 私はうまくやれる。)をきかせなくてはと、心掛けているのです。
僕らの旅行は、旅行中に大きなニュースがよくあります。今回も、行ってすぐに凱旋門賞、でもフランス語のニュースでは、ディープ・インパクトが何着だったのか、分からない。でも優勝インタビューは武騎手じゃないから、1着ではないな。 帰りがけには、北朝鮮のキムの記事が一面トップに。 ドイツ語で、何が有ったか分からないけど、成田に向けて飛行機は飛ぶから、問題は無いさ。
過去にも旅行中に、インドネシア大津波。 フランス語の新聞で、「TSUNAMI、ピピ島」では何が何だか分からない。 でも、日本に向けて飛行機は飛ぶから、どこか遠くの事だろう。
いつも世間は騒がしいけど、あまり気にしないで、旅行に行こう!!。