中国語を話すといっても色々・・・(長文失礼) 中国語を話す人の旅行団体はけっこういろいろな区分?があります。 ・中国本土の超大金持ちの人たち 経済特区指定都市などで先端産業で稼いだ人、その会社の従業員や家族 が多いです。どっちか言うと年配の方が多いですが・・・。 ・台湾、香港の人 台湾の方はほとんどの渡航先にビザが必要とはなりますが、自分自身で 稼いでいる人は比較的簡単にビザが取れるようで、若い人がけっこう 多いです。日本の芸能人のライブを見に来る好日(ハオリー)ツアー みたいのもあります(Jニーズとかのね)し・・・。 香港の方は、返還前に最初のパスポートを取得してしまっている人は かなり自由度が高いみたいです。そのために返還直前に駆け込みで 幼児のお子さんのパスポートをご両親が申請したりなんてことも ありましたし。こちらも割と年代は問わないです。 ・在外華僑 中国語は話すけれど、国籍は居住国に切り替えてしまった人や、在日 の人みたいに政府から本国の人よりも優遇してもらえる事項がある人 など、経済的にもパスポート、ビザ取得手続きがそれほど面倒でない 人がけっこういます。こちらは若い方よりも年配の方が多いような 気がします。 あと、普段居住している地域が雪のないところの人だと、ない物ねだり というのか、ちょっと体験してみたいなどの理由で冬場に日本に来る 方がけっこういます。一月後半から旧正月過ぎくらいまで、一族郎党 ぞろぞろと(この時期はアルペンルートには来ませんが)北海道や 北東北地域にチャーター便を仕立ててくる団体がけっこういます。 中でも台湾、香港、シンガポール辺りの人は多いですね。旅館などでも 中国語や韓国語の看板、部屋置きの案内書類がかなり整っています。 下手すると、東京や大阪辺りの大都市よりも進んでいるかも。 (東京や大阪はパンフだけは置いていても話せる人が思いのほか少ない) 私も、一月後半から2月上・中旬はこの来日団体の同行通訳をする ことが多いので、自分の経験した(観光地で出会った別の団体の ガイドやお客様から聞いたのも含む)範囲で書いてみました。