人それぞれとしか言いようがない

何に興味があるかでしょう。

ハンガリーは比較的物価の安い国です。見所は沢山あるし、ドナウ川や橋なども綺麗です。市内交通網も充実しているので、歩き回るのも楽です。ワインはお勧めですが、料理はイマイチです。ウィーンがドイツの街よりも食事に関してはまっとうなのはハンガリーの影響だと思っていましたが、本家の食事もそれほどでもないというのが今の正直な思い。しかも、レストランでの食事はかなり高いと思います。フォアグラが有名ですが、私は好きではありません。これは、あまり食べないほうが健康に良いと思います。

EUに加盟したとは言え、決して豊かではなく、しかも何処かの政府同様、人気取りのために税金をばらまいたため、財政危機です。高級なところでなく超が付くくらい大衆的な場所ならば、安く済むでしょう。

ウィーンは洗練された街です。お金さえ掛ければ、美味しいものの出会え、良いホテルに泊まれますが、それが敵わないのなら、他で喜びを見つけましょう。それでもケーキの類はお金を惜しむと後で後悔します。どれだけ居るかですが、1日で飽きる人も居れば、一週間でも足りない人も居るはずです。金の力で富を集めてきた街ですので、音楽だけでなく、貴重な絵画や芸術品も多くあります。

プラハはベルリンの壁崩壊前の知識ですのでパス(ドイツ語しか通じないので苦労しましたが、過去の話でしょう)。

ベルリンも好きずきです。歴史は比較的浅いし、大戦で焦土と化した街です。東独時代を知っているか否かでも面白さは変わってくるでしょう。今は、東独時代を客観的に見るのと、新しいドイツを知るのには適した街です。大都市でしかも首都の割には物価が安いのが特徴です。治安は良い方だと思います。食事は不味いと思います。トルコ料理はかなりいけますが。食事はやはりバイエルンでしょう。

ところでTVは必要ですか?以前はTV付き(Fernseher)とそうでないのとで部屋の値段が違うくらい重要でしたが、ドイツ語自由に理解できれば良いのですが。そうでないとあっても意味がないような気がします。

ブダペストは問題ないようですが、その他の都市で50ユーロでバスタブ付きは厳しいのでは?屈強なゲルマン民族ならば、真冬でもシャワーで元気ですが、か弱い農耕民族である日本人にはつらいかも知れません。

レストランの件ですが、入り口で追い返されることはないので、堂々と入れば良いだけです。とは言うものの、場所の雰囲気というものがあるので、勇気が要るし、実際居づらいと思います。カフェみたいなところが良いでしょう。惣菜を買って部屋で食べるという手もありますが、地元の人には何ともなくても免疫のない旅行者には問題となる場合(要するに感染症や食中毒)があるので、できれば火の通ったものを取ることを勧めます。ブダペストではカフェとともに軽食屋さんが多くあり、そのようなところで買って帰る人を多く見かけます。イタリアやスペインならばバル(バール)という大変便利なものがあるので、一人旅には心強いのですが、ドイツ語圏での飲み屋は男の世界ですし。それでも大都市にはファーストフードがあります。このような店の利用もひとつの手でしょう。

なお、半分以上はドイツ語圏で経済的には全てドイツ圏です。
ハンガリーなどは、ドイツ語放送ばかりですし。