レポート

チーズ屋さん・その他のご報告

公開日 : 2007年01月10日
最終更新 :

年末に「パリのレストランを教えて下さい」のトピを立てまして、なんとか無事に帰国いたしました。
ラヴリさまにいろいろと教えていただきまして、レストラン&フロマーュリーにも行けました。ありがとうございました。m(_ _)m
心から感謝しつつ、そのへんのご報告をさせていただきたいと思います。

まず、フロマージュリー。
教えていただいたHPにも「ボンマルシェ・グルメ館」があったので、予定通り、帰国日に早起きしてスーツケースを荷造り、チーズ用スペースを確保してからサンジェルマンへお買い物へ。
まず「ポワラーヌ」へ行き(現金が足りなかったので)「カードは使えますか?」と聞くと「20ユーロからOK」とのこと、「おっしゃあ」と1個2kgの田舎パンを2個、クッキーと機内食用りんごパン・クロワッサンも購入してカード払いし、5kg近くのパンを抱えて「お、重い・・・」と言いつつ徒歩3分のボンマルシェへ。
朝8:30からOPENする「グルメ館」はかなりの品揃え、チーズコーナーは7~80種類ほど有り、充分な種類と量です。
お店のおばさんに10種類を200gづつ注文、「面倒くさいわねぇ」って顔をされつつも切って貰い、「せたん・で・かど~・ぷ~る・めざみ・え・もわ・ど・じゃぽん」と文法メチャクチャ(^_^;)に言うと、「日本への土産」ってのは理解して貰えたらしく「ぼん・ぼやいや~じゅ」とおばさんもにっこり。あとジャムやらハチミツ、水500ccとかもついでに購入して、意気揚々と凱旋門近くのホテルまで帰ったのです。

と、ところがっっ!!!

ホテルの部屋で「さて (^-^)」と戦利品を広げると、チーズが無い。無いったら無い。「え゛え゛え゛!?」と血相変えて袋をひっくり返すも、チーズは陰も形もありません。・・・・・しばしボーゼン。一気に血圧の上がった頭を冷やして考えると、レジのお姉さんがチーズとハチミツ瓶等を2つの袋に分けて入れてくれて、ハチミツ・水の入った袋だけ受取り、チーズの入った袋はお店に置いてきてしまったようなんです。「ぎゃ~嘘~ひっど~い!」と部屋で一人絶叫、「い、今から取りに行くと飛行機が間に合わない・・・」と諦め、「あ゛~くやし~」と、ぽっかり空いたスーツケースの空間を見つめるのでした。 ああ、朝4:30から起きて荷造り、20kg超過を考えてパジャマやインナーを捨ててまで重量調整した私の努力は一体・・・・・(>_<)

CDG空港・2Fターミナルは相変わらず混み混み、不審物の爆破処理なんぞのアクシデントにびびりつつも出国エリアの食品SHOPで再度チーズを購入しましたが、これがまた高い。完璧に売り手市場価格で、包装済みが10種類程度、ブリー・ド・モーなんか約200gで10ユーロ、ヘタすりゃ日本より高いです。チーズを持って帰られる方は、市内専門店での購入をお勧めします。

そうそう、いま欧州内の空港では液体・ペースト類の機内持ち込みが制限されていますが、チョコレ-ト類もそれに含まれています。
市内で購入したチョコやチーズは機内には持ち込めず、スーツケースに入れなければならないみたいです。
出国エリアでチョコやチーズを買うと、化粧品やお酒と同じように密閉された袋に入れてくれますので大丈夫です。

ではパリのレストラン編は、また後で・・・・・。とりあえずわたしのフロマージュGET体験談をご報告いたします。

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3件のコメント

  • 似た経験をしました

    私も似た経験があります。一人旅だったので、夕食のお惣菜を買って
    ホテルに戻ることにしたのですが、会計して、そのまま受け取らずに
    歩き出してしまったんです。ちょっと行ったところで、フランス人の
    男性に声をかけられ、フランス語がわからない&男性ということで、
    猛ダッシュで逃げたら、後から、忘れてるよって教えてくれてたこと
    が判明。すぐに引き返して、受け取って帰りました。笑。

    2月に7年ぶりにパリへ行くのですが、チョコを機内持ち込みできない
    のは、つらいですね。スーツケースでは、無理そうだし。
    それと、パンは機内持ち込みできました?私も持ち帰りたいと思って
    いるんです。
    マカロンとかも手荷物はだめかなぁ。

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    Re.ここにも経験者が・・・

    はじめまして、ゆかりんとうさま。

    うれしい、品物を忘れたのは、私だけではなかったんですね!
    そうですよね、緊張と睡眠不足・疲労で、どうしても注意力散漫になっちゃうんですよねぇ(と言い訳)。

    はい、でかパン(笑)は大丈夫でした。ペ-ストとかジェル類がNGみたいで、X線検査に引っかかるみたいです。旅行バッグに入れ(機内で食べた)りんごパンは引っかかったみたいで、手袋はめた検査のお姐さんに手荷物検査され、「ポワラ-ヌ」の包み紙見て、鼻でふん、と笑われましたが無事持ち込めました。

    それと、私は JAL/AF共同運航便を利用したんですが、AFチェックインカウンタ-では、かなり厳しくス-ツケ-ス重量を量っています。日本人の3人に1人は「20kgオ-バ-」で「NON!」、その場でス-ツケ-ス開けて手荷物に持ち替えさせられてました。
    ↑Total的(航空機の積載重量)には一緒だと思うんですけどねぇ。その辺がフランス官僚主義なんでしょうか?
    私はチョコ・ジャム・ハチミツはス-ツケ-スに入れ、オペラのプログラム・本とかGETブランド品、4kgパン(笑)を計3袋の手荷物にしてました。その姿で家に帰ると、母親に「難民キャンプ行ってたん?」って言われましたが (^_-)

    マカロンは、リスクを考えて、ス-ツケ-スが無難かも。「ぷちぷち」を持っていっとくと便利ですよ。 では、よいご旅行を! (^_^)/

  • 退会ユーザ @*******
    07/01/10 16:06

    あああ、なんともったいない・・・!

    むうにゃんさん、こんにちは。
    無事にお帰りなさい&お話、楽しませてもらいました(^_^)

    ボンマルシェのグルメ館は良さそう~。
    私まだ行ったことないのです。

    それにしてもチーズはもったいないことをしましたねえ。
    思わず読んでいる私まで、PC画面に向かって「あ゛~~~!!」と
    叫んじゃいましたよ。

    グルメ館に取り残された、可哀想なチーズちゃん達は、売り場の
    おばさん達のお昼ご飯にでもなっちゃったんでしょうか・・・。

    でもむうにゃんさんの、その食にかける情熱、すごいです。
    Poilaneのパンのお味はいかがでした?

    レストラン編も楽しみにしています♪

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    Re: あああ、なんともったいない・・・!

    お久しぶりでございます、ラヴリさま。昨年はありがとうございました。

    そうなんです、逃がした魚もといチ-ズはでかい。いい具合にカビの生えたクロタンとか、前首相で一躍有名になったミモレットとか、野菜皮むき器で削れば花が咲くテテ・ド・モアンヌ、その他名前も知らないけど、
    「サ?」「のん・さ」「サ?」「うぃ・どぅさん・ぐはぁむSVP」で買ったアタシのチ-ズ達・・・。 おっしゃる通り、可愛いあの子達は、お店のおばさん達のお昼ご飯になるんでしょうね。 母さん、覚えていますか? あの麦わら帽子を、いかんいかん、目が遠くなってきた・・・ (@_@)

    それから訂正です。ドル-アンの食事代、合計140ユ-ロではなく120ユ-ロでした。請求110ユ-ロ(TVA込み)、TVAってサ-ビス料入ってたっけ?と考え、聞くのも面倒だったんで、120ユ-ロ出しときましたが、チップが少なかったんではなかろうか?、と、今になって少々後悔しています。

    ポワラ-ヌのパン、今朝、ハムとチ-ズ乗っけて焼いて食べてみました。いやぁ、あの酸味と食感と固いパン皮のマッチングがなんとも美味しい。1個分は2~3人にあげたんで、残りは薄く切って冷凍し、ちびちび食べるつもりです。

    それから質問ですが、
    もし空港のセキュリティで、「善良な日本人観光客が自主放棄」したお土産チョコは、全部捨てちゃうんでしょうか? それとも空港係官達の役得になるんでしょうか? 気になります。


  • ご報告その2・列車サスペンス編

    さてさてご報告その2です。

    年末にロンドンから入り、ミュージカル「マンマミーア」やAMP版「白鳥の湖」、オペラ「カルメン」なんぞを見て
    (そうなんです。「一人旅+倫敦」ではどうせロクなもんは食えまい、と夜はすべて観劇をいれました)
    晩ご飯は「プレシアターメニュー」と称した「う゛~む・・・(=_=)」的英国料理とか中華街の蝦雲呑麺。雲呑麺はね、旨味調味料の味がばっちし効いてて「ああ香港の中環のあの店の・・・」とかぶつぶつ言いながらしっかり完食、でもロンドンで一番美味しかったのはやっぱり紅茶+スコーンでした。

    その後ウィーンへ移動、ウィーンでは「フィガロの結婚」「こうもり」の2本立て。「こうもり」なんか特に第3幕はアドリブ連発・爆笑の嵐、「こ・ここは何処?吉本新喜劇?」と、なんば花月に居るような錯覚を覚えました。ここでも晩ご飯はザッハトルテ+メランジュとか←それが夕食かいっ!

    でも、おっとりとしたウィーンの街並みはやはり良いですねぇ。スペイン式乗馬学校のツアーにも参加し、あの白馬さん達の厩舎も見学、可愛い馬たちの匂いを嗅ぎ(変態だわ)「ふんがっ!」「ぶるぶる」を間近に聞いて、心がほっこりしました。

    実はその直前、「クレジットカードが無~い!!」騒動があったもので・・・・・。 こう書くと、「チーズ紛失事件」も合わせて、この掲示板の先達の皆様から「貴女の資質に問題があるのでは?」と怒られそうなのですが、えへへ、ご指摘のとおりです。自分でもそれは自覚していて、当座不要なCCや現金などは服の下の「安全ベスト」に入れ、その上からセーターを着て完全防備、を心がけているんです。
    それが「ホテルのデポジットに」って、CCを1枚安全ベストから出し、電車の中で気になって服の上から触ると、あと1枚残ってる筈のCCが無い!
    「あわあわあわ・・・」とパニック、電車の中でがさごそして確認すると有るはずのVISAカードが・・・・・。慌てて控えてあったVISAの東京連絡先に携帯からTELし、氏名・生年月日・状況を説明すると「連絡先が違います。その番号ならニコ●ですね」
    あれ?ニコ●だったっけ?と思いつつも教えてもらった東京の番号に再度TEL。
    【A】:私「カード番号を申し上げますね」。担当者「生年月日からお願いします」
      私「昭和・・・・・」、状況を説明してた処で列車はトンネルに入り、途中で携帯は通話終了。
      再度TELしすると別の担当者が出て【A】の繰り返し。
    「番号は××××・・・・・」って言うと、担当者「あ、当社のではありませんね」

    ちょっと、それ先に言ってよ! それなら最初っから私に番号を言わせてよ!、と心の中でムンクの叫び。

    半分ブチ切れて、「これ大阪の○○デパートとの提携なんです。そこの番号判りますか!?」と聞いて、ようやく正しい連絡先にTELし、カードを無効にしてもらいました。その間、列車の改札に来たお兄さんをさんざん待たせ、「ごめんなさい。カードを無くしたので東京に電話してたんです」と言うと、お兄さんと、隣の通路側に座ってたアメリカ人(?)家族に「おぉぉ」と同情されつつ、ようやくホテルへ到着。
    冷や汗かいたし、お風呂にでも入るか、と、服を脱ぐと、なんと胸の谷間から懐かしいVISAカードがぽろっと出てきました!
    MASTERを取り出す際に、VISAも一緒に出し、それがちょうど胸の間に挟まっちゃったんですね。Fカップもこうなると邪魔ってもんです←「寄せて上げて」のクセに生意気な・・・(^_^;)

    さっき八つ当たりしたニコ●のお姉さん、ごめんなさい。 ブチ切れ精神状態でTELしたもんでタカビ~にお話ししちゃった○○デパートのおばさんも、新年早々ごめんなさい。○○デパートのおばさんにもう一度TELして「こうこうでした、御免なさい有りました」って言うと「はぁぁ」って呆れていらっしゃいましたが。

    教訓:パニクる前に深呼吸。皆様も貴重品の保管にはお気を付けください。

    では、最終話レストラン編は また後で。






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    ご報告その3・レストラン編

    最終話、レストラン編です。

    1月6日(土)、ウィーン→パリへと空路を移動。ここでは幸い何事もなく、CDGからバスで凱旋門近くのホテルへお昼2時頃到着。
    「教えていただいたクレープ屋さんへ♪」とマドレーヌへ行くも、方向音痴の私にはやっぱり無理だった・・・・・。
    お店をうろうろ探してるうちに4時近くになり(いえね、フォションなんぞを覗いた私が悪かったんですが)、ランチタイムは終わり、やっぱりギャラリーラファイエットでのサンドイッチの昼食兼夕食となったのでした。

    その後はオペラ・ガルニエでのバレエ「じゃじゃ馬ならし」。某田嶋○子氏が見たら頭から湯気出して怒りそうな、あのシェイクスピアのお話のバレエです。以前にも一度ギエムの「ドン・キホーテ」をここで見たのですが、心なしか観客のレベルが下がっているような・・・・・。一大観光地化している所為か、妙にテンション高いアメリカ人、ジーンズ普段着であの豪華なホワイエを歩き回る若い日本人(コレは定番)だけではなく、上演中に頻繁に隣の席に喋りかける中国人の姿も目立ちました。

    ロンドン・パリ・ウィーンと廻りましたが、恐るべし中国人パワー!でしたね。 昔、ノーキョーが世界中にその名を轟かせたそうですが、彼らはその比では無いと思います。あの国の新興成金の富は、我々とはケタが違います。あと、目に付いたのはロシア人でしょうか。ロンドン塔で若い男女の団体から「写真撮ってくれないか」「はいチース!」「スパシーボ」。

    さてパリのレストラン。やはり日曜夜はきつかったです、どっこもクローズ。ラヴリさまに教えて戴いたブログのお店もみんなお休み。
    念のためJCBのHPからプリントアウトしてた、オペラ座近くの無休のレストラン「ドルーアン」に行きました。
    ここでの予約も「えっと、1人です」「ぱるどん?何人ですって?」「ひとりです」「・・・・OKです」。うう、悲しい。
       
       http://www.drouant.com/

    ここ、夜はアラカルトのみ。前菜、メイン等すべてが一律価格になってまして、前菜+メイン+デザート+コーヒー、お水(シャテルドンが出てきた)とシャンパン・赤ワインをグラスで1杯づつ頼んで全部で140ユーロ、美味しくて、予算内でばっちりでした。ただね~、アラカルトだと、やっぱり量が多いんですよ。メインは鴨を選択しましたが、付け合わせのお野菜が別のお皿で4皿出てきて、①ア-ティチョ-クのグラタン、②3種類のクロケット(コロッケでっせ)、③何かの(^_^;)ピュ-レ、④ラタトゥイユ、これにメインの鴨さんが200gほど。前菜もデザートも各4皿づつだし、コーヒーもプチフール付き。別腹のデザートが精一杯で、チーズが注文出来なかったのが心残りです←そこまで女一人で喰うかい?

    なんか、ひたすら歩き回り、失敗しまくった旅行でしたが、幸運にもなんとか無事に帰国し、愛猫むうにゃんとも涙の再会を果たす事が出来ました。 ←嘘です。むうにゃんは怒っちゃって、私をずっと無視しています。抱っこしても「ごろごろ♪」も言ってくれません (T_T)

    以上、とりとめのないレポートを延々と書き、お目汚しをしてしまいまして、すみませんでした。ラヴリさま、みなさま、また色々と教えて頂きたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。





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