07/01/24 23:01

それが日常生活

 みな、ベトナムに関してそう言いますが、定価というものが存在しない国では無理があります。
 近藤紘一氏の奥さん、近藤ナウさんはこのようなことをおっしゃっていますよ。

毎日の生活の中で、市場での買い物がある。物の価値を知らない人は、積もり積もっていつか家屋敷まで毟り取られてしまう。だから私達は、どんな人にでも「それ、いくら?」と聞き、常にアンテナを張って物品の相場を把握しておく必要がある。
タクシーだって、同じベトナム人でも、田舎から出てきた地理に詳しくない人には勿論ふっかけるの。

とまぁ、こんな感じかな。
そういう、弱肉強食まがいの環境の中で育った人達だもの。外国人がふっかけられるのは当然です。私達、西欧列強の思考では理解出来ないのです。理解出来ないのに、残念もクソもないのです。むしり取れるトコから、とる。
そういう要因も手助けして、アメリカに勝ったんじゃないの。
日本は?
負けたねぇ(笑)

ご一読されてみては?
相手国に対する無理解で、アメリカはベトナムに負けた。
あなたがたは、勝つ?負ける?

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 変化の兆し

    些細な金額ですがミネラルウォーターにしても店によって
    価格に大差があります。(大瓶4000~15000ドン)

    そんなベトナムも小規模ながら「999」のようなコンビが
    でき始めリーズナブルな定価表示をするようになってきました。
    旅行者にとっては価格の目処がつき助かります。
    周辺の店にも影響し同様に価格表示を始めるようになって
    きました。

    ・・・となると近藤ナウさんのお考えも時代遅れになる時期が
    近いかも?


    • いいね! 0
    • コメント 1件
    07/01/28 17:02

    <・・・となると近藤ナウさんのお考えも時代遅れになる時期が近いかも?

    それはそうでしょう。何と言っても32年前・サイゴン陥落の年に出版された本ですから(爆笑)
    だから「読んでみて」って申し上げているのです(さらに爆笑)
    30年経った今でも、輝きを失っていない本。名書と言っても過言ではありませんね。
    近藤紘一・ナウ夫妻の本を読むと、悪口なんて言えなくなります。
    では。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 旅行に勝つも負けも有りません。

    旅行とは非日常を楽しむもの。


    旅行先で外国人と見れば、
    「鴨が来た! さあ、みんなで毟り取ろうぜ! 
     外国人は2倍3倍の外国人料金を払ってもらおう」
    と構えている連中の中に行くのと、

    「よくいらっしゃいました。外国人旅行者の皆さんは列車チケット
     25%引きですよ!」
    という国では、どちらがより楽しめそうですか?

    • いいね! 0
    • コメント 0件