それが日常生活 みな、ベトナムに関してそう言いますが、定価というものが存在しない国では無理があります。 近藤紘一氏の奥さん、近藤ナウさんはこのようなことをおっしゃっていますよ。 毎日の生活の中で、市場での買い物がある。物の価値を知らない人は、積もり積もっていつか家屋敷まで毟り取られてしまう。だから私達は、どんな人にでも「それ、いくら?」と聞き、常にアンテナを張って物品の相場を把握しておく必要がある。 タクシーだって、同じベトナム人でも、田舎から出てきた地理に詳しくない人には勿論ふっかけるの。 とまぁ、こんな感じかな。 そういう、弱肉強食まがいの環境の中で育った人達だもの。外国人がふっかけられるのは当然です。私達、西欧列強の思考では理解出来ないのです。理解出来ないのに、残念もクソもないのです。むしり取れるトコから、とる。 そういう要因も手助けして、アメリカに勝ったんじゃないの。 日本は? 負けたねぇ(笑) ご一読されてみては? 相手国に対する無理解で、アメリカはベトナムに負けた。 あなたがたは、勝つ?負ける?
変化の兆し 些細な金額ですがミネラルウォーターにしても店によって 価格に大差があります。(大瓶4000~15000ドン) そんなベトナムも小規模ながら「999」のようなコンビが でき始めリーズナブルな定価表示をするようになってきました。 旅行者にとっては価格の目処がつき助かります。 周辺の店にも影響し同様に価格表示を始めるようになって きました。 ・・・となると近藤ナウさんのお考えも時代遅れになる時期が 近いかも?
<・・・となると近藤ナウさんのお考えも時代遅れになる時期が近いかも? それはそうでしょう。何と言っても32年前・サイゴン陥落の年に出版された本ですから(爆笑) だから「読んでみて」って申し上げているのです(さらに爆笑) 30年経った今でも、輝きを失っていない本。名書と言っても過言ではありませんね。 近藤紘一・ナウ夫妻の本を読むと、悪口なんて言えなくなります。 では。
旅行に勝つも負けも有りません。 旅行とは非日常を楽しむもの。 旅行先で外国人と見れば、 「鴨が来た! さあ、みんなで毟り取ろうぜ! 外国人は2倍3倍の外国人料金を払ってもらおう」 と構えている連中の中に行くのと、 「よくいらっしゃいました。外国人旅行者の皆さんは列車チケット 25%引きですよ!」 という国では、どちらがより楽しめそうですか?