客引き事情

イスタンブールに限らず、この手の悪徳客引きなどは掃いて捨てるほどトルコの観光地にはいます。

絨毯屋にしろ、旅行会社にしろ、ホテルにしろ、トルコ旅行での黄金律は、
「誰にも付いていかず、自分で探す」です。
客引き(とは連中は自分では言わないでしょうが。お店の人の親戚、友人などと言うかな?)に連れて行かれた場合、
絨毯でもツアーでもレストランでも、
本来の値段の上に「客引きへの手数料」として料金の25%(プラスα)が上乗せされます。
本来なら100$で買えるものが、客引きに連れて行ってもらった場合、最低125$になるわけです。
裏道の2階や3階にある小さなお店がどうして商売していけるのか。
それは客引きが客を連れてきて、
法外な値段で商売をしているからです。

色々なサイトでこのことは言われてきましたが、
相変わらず客引きに付いていく旅行者は沢山います。
ちなみに、新しく法が改正されたらしく、
旅行者にまとわりつく客引きに対して、
5000$(だったと思います。あいまいですいません)程度の罰金が科されることになりました。
もし、あなたがトルコで客引きにまとわりつかれ、
鬱陶しい思いをしたなら、その客引きをさりげなく誘導し、警察に突き出すのも良いでしょう。
(無理はいけません。危険な様子なら大声をだしましょう。自分の安全が第一です。)
客引きのメッカ、イスタンブールのスルタンアフメットなら、地下宮殿入り口の前にツーリストポリスの黄色い建物があります。
また、そこらに制服警官が巡回しています。
気兼ねなく助けを求めましょう。

なによりも、誰にも付いていかないのが一番です。
特に道で声を掛けてきた人には絶対に付いていかないでください。
100%客引きと思ってよいでしょう。
レストランの店員やホテルのフロントなどでも客引きはいます。
客引きはトルコ人も日本人も、老若男女色々います。

みなさん、気を付けて、楽しい旅をしてください。

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