渡航書類不備で旅行する場合の余談

余談になりますが、空港のチェックインカウンターで渡航書類(ビザや永住権、復路の航空券、など)を提示を求められるのは、もし、書類不十分で旅客が目的国に入国できない場合、責任は航空会社にあるとみなさせるからなのです。目的国の入国管理に対し罰金60万円ほど、そして、その旅客の復路の航空券など、全て最終的にその旅客を乗せた航空会社にかかるのです。空港で渡航書類をチェックする事こそが、カウンターでの一番大切な仕事なので、規律の厳しい日系航空会社は特にシビアです。海外の航空会社であまいところもあるようですが、その分、無駄な支出も多いでしょう。
もし、渡航書類不備で飛行機に乗る場合、この航空会社の責任を免責にする(=全て自己責任)ということが書いた書面に署名をしたうえで、搭乗できることもありますし、正規料金でダミーのチケットを購入させられる場合もあります。これは、航空会社の判断によります。

私個人的には、旅行書類を揃える事は旅行者本人の責任と思いますが、国際法上は、そうではないようです。

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