クライストチャーチ一番人気のオプショナルツアーの『マウント・クック一日観光』に参加した。
マウント・クック一口メモ
マウントクック国立公園は標高3754メートルのマウントクックや、南半球最大級のタスマン氷河など雄大な風景の眺めることができる。
マオリ語ではアオラキと呼ばれている。雲を突き抜ける山を意味する。標高は若干、富士山(3776メートル)より低いが、登山するには5000メートル級の装備が必要な険しい山だ。いままで200人以上が遭難して命を落としている。つい最近も日本人登山者が2名転落して死亡した。普通の装備で登れる山だはない。エベレスト登頂のための訓練登山で利用される山なのだ。
マウントクックを中心に18の山とその谷間を埋める氷河によって形成されるサザンアルプス山脈は南アルプスと呼ばれている。年間の平均降水量は4000ミリ、降水日数は149日ということで、晴天の日に訪れることは難しい。
マウントクック国立公園(700キロ平方メートル)はウエストランド。マウント・アスパイアリング、フィヨルドランドと3つの国立公園とあわせ、『テ・ワヒポナム』としてユネスコの世界遺産に登録されている。
今回は『ニュージーランド・ウォーカーズ』という旅行会社を利用した。ニュージーランドの旅行(日本人向け)専門会社だ。ホームページも非常に充実しているので参考にしたい。
『ニュージーランド・ウォーカーズ』
クライストチャーチ支店 電話番号:(03) 377-2833
Level 14, 1 Clarendon Tower, Cnr Worcester Boulevard St. & Oxford Terrace St.
営業時間:月-金曜日 9:00-17:00
時間外・24時間携帯:(027) 480-1649
団体ツアーの場合は6時40分前後に集合で19時15分解散の12時間以上の長時間ツアーになる。今回はセスナ機で氷河遊覧飛行も考えていたので、融通が利く貸切のツアーを申し込んだ。
二人だけで行動するので、集合時間も8時30分と遅かった。ワンボックスカーで日本人男性ガイドの高橋さんという人がホテルに迎えに来た。
いつものように、ひたすら信号もない道を走り続ける。両側には無数の羊や牛が放牧されている。いつもの風景だ。
2時間走り続けやっと最初の休憩ポイント『Kiwi Country』に到着だ。各種おみやげやカフェもある。お菓子、羊毛製品、プロポリスやマヌカハニーなど品揃えは豊富だった。出発が遅かったので、店内ががらがらだった。ここにも日本人店員が勤務していた。
次の目的地はデカポ湖だ。1時間20分ほどの行程だ。途中晴れたり雨が降ったり気候は不安定だった。
テカポ湖は南北に30キロの湖で、最大深度は120メートルの氷河湖だ。氷河から溶け出した水に侵食された岩石の粒子(ロックフラワー)という成分が含まれるため、独特のミルキーブルーの湖面は美しい。。湖の向こうにはサザンアルプスが広がる。
1935年にヨーロッパの開拓民が建てた石造りの教会がある。『善き羊飼いの教会』だ。ここで結婚式を挙げる人も少なくない。
内部の祭壇の先にあるガラス越しにサザンアルプスの景色が綺麗で絵葉書のような感じなので記念撮影する人が多い。
『善き羊飼いの教会』(Church of the Good Shepherd)
開館時間 夏期 9:00-17:00
冬期 10:00-16:00
年中無休
教会の右側(100メートルくらいのところ)に、1868年に造られた牧羊犬の像が建っている。『バウンダリー犬の像』
開拓時代に境界線(バウンダリー)を守った牧羊犬を称えて建てられたものだ。
とにかく風景がきれいな場所なので、ゆっくり見学したい。天気がいい日の訪れることができてラッキーだった。
その後、20分ほど走ると、プカキ湖が現れる。こちらの湖はテカポ湖の1.5倍くらいの大きさの氷河湖だ。こちらも湖面はミルキーブルーだ。そして、ここからは、マオリ語の雲を突き抜ける山を意味するアオラキにぴったりのマウント・クック(写真左)を見ることが出来た。幻想的だった。
つづく!!!!!!!!
写真つき詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50311440.html