http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20050609MS3M0901009062005.html
機内の話ではなく街中でのことですが、パリや旅行先のヨーロッパの他の都市で、私が子連れだからか、旅行者から話しかけられることがあります。道を尋ねられること、お住まいですか?とか子供連れで旅行ですか?と訊かれること、いろいろです。
中高年の方の非礼に接することもしばしば。
明らかに私の方が年少だと見えたとしても、初対面の相手に、しかも自分が困って人に助けを求めるという状況で、敬語、丁寧語さえ使えない日本語力の不十分な方。
親の躾が悪いのか、謝辞も述べずに立ち去る方。
パリでしばしばこういう中高年の方に出会ってしまいます。
自分の子供への躾・教育には使えますがね、「間違えてもこういう人間にはなるな」と。
日本は礼儀正しいというのがステレオタイプでしたが、こういう親たちに育てられた「最近の若いもん」が礼儀正しくなるわけがない、と思ってしまいます。
もちろん、一概には言えず、すばらしい方もいます。
バンドーム広場で道を教えた我々にご丁寧に礼を言われたうえ、海外に住む苦労に労いのことばをかけて頂いた老(といったら失礼か)夫婦の姿は今でも鮮明に記憶に残っています。