ヘルシンキで家具を買う

スツールだけですが

もう7年以上前のことで、今とは状況がだいぶ違うと思うのですが、アルテックというアアルト家具のお店で、アアルトの3本脚のスツールを2脚購入し、お店から送ってもらったことがあります。

当時は原価+送料+保険込みでも、日本で買うより安く、7～8割程度で買えたと思います。送料などの要らない小物は、半額ちょっとくらいだったかと?
免税手続きは、はっきりしないのですが、お店でやってもらったかと・・・?私は免税は時間があったらする程度で、あまり拘らないので覚えていないのですが・・・。

しかし、今は日本円に換算すると、私が買った当時(ユーロ導入以前)の2倍近い値段がすると思います。ユーロ導入で、フィンランドの物価自体かなり上がった上、今の異常なユーロ高では・・・(泣)。

北欧家具や雑貨の輸入業者の方と話をしたのですが、今、店頭にあるものは、以前にに輸入したもので、今のユーロ高の中では、次に輸入するときは値上げは避けられないようです(物にもよりますが)。
「買うなら今です」というのは、単なるセールストーク(笑)・・・ではないと思いますが。

どうしても現地でしか買えないものでしたら、もちろんフィンランドで購入されるしかないと思います。
しかし、現地で買ったからといって、日本で買うよりうんとお得・・・な時代ではないと、私も思います。
私の私見ですが、どうぞ参考まで。

恥(汗)

私の私見・・・って、「頭痛が痛い」というレベルですね・・・お恥ずかしい(汗)。
あくまで私見ですが、に訂正します。

アアルトの家具は本当に素敵でした!買う買わないはともかく、ディスプレイも素晴らしいので、どうぞアルテックに行ってみてくださいね。食器やインテリア小物もありますし。
店員さんも親切で、わかりやすい英語でテキパキ手続をしてくれました。どうぞ良いお買物を。

利点はないのでは

と思います。

まず、
(1)最近は内外価格差がほとんどない。
(2)ユーロ高だが、日本での価格はそう簡単に上げられないため、
為替損益は売り手がかぶることが多い(というか一年以上前のレー
トで輸入していることもある)。
(3)送料やサポートの問題で、却って高く付く場合が多い。

ということで、コンテナ一個分とか豪邸一軒をその家具で揃えるの
でもない限り、お得ということはないと思います。日本で買う場合
は送料等の経費は一個あたりにすれば、ほとんどゼロですので。

以前質問にあったフランスでシャンペンを買って送るということと
同じで、現地でしか手に入らないレアものならいざ知らず、ドンペ
リニオンを買ってくる利点は全くないのです。

本来ならば現地価格を調べてから書けば良いのですが、簡単には
見あたらず、米国と日本との価格を比較したところ、日本のほうが
安かったもので。