初インドでラジャスタンに滞在しました。
印象に残ったゲストハウスをふたつ挙げます。
●ジョードプル
Saji Sanwri
Gandhi Street, Near City Police Station,, Jodhpur,342002
Tel: 0091-291-2440305, 2625767, 2654875
email: sajisanwri@sajisanwri.com
http://www.sajisanwri.com/
ガイドブックにも掲載されている、シティポリス近くのホームステイ型ゲストハウス。女性オーナーのインドゥさんのキャラが強烈。コミッションを支払わないという経営方針のためか、リクシャーにはウケが悪いようですが、駅から電話をすれば息子のロケッシュが迎えに来てくれます。
とにかく夕飯が旨い。インド滞在で一番旨いと思ったほどのビリヤーニが食べられます(95Rs)。宿泊しない方でも夕飯のみの予約可能(当日16時までに)。食事はルーフトップでいろいろな国の人たち(フランス人が多かった)と会話をしながら楽しく過ごせます。
バラモン階級の金持ちの家族が経営しているゲストハウスで、フレンドリーさの中にも品格の良さが感じられます。もう一人の息子のマノージはケララ州でプロのサッカー選手(ゴールキーパー)として活躍しているそうです。サドゥとなってこの世を去った旦那さんの話など、インドの上流階級の思想哲学を垣間見るには興味深いゲストハウスだと思いました。
部屋の設備の割には若干高めの金額設定(350Rsから)なので、納得いかない方もおられるかもしれません。実際に自分の目で確かめてみることをオススメします。送迎してもらって宿泊しないときは足代程度を払ってあげてください。良識のない旅行者にインドゥさんは辟易しているようです。数ヶ月前にも料金未払いのまま夜逃げした日本人旅行者がいたとのこと。同じ旅行者として情けない限り。
長期滞在向けのキッチン付きの部屋も現在いくつか増築中のようでした。
●ジャイサルメール
Gajanand Guest House
Gandhi Chowk, Main Pura Street, Jaisalmer
Tel: 02992-254490, 250819
email: gajanandguesthouse@rediffmail.com
アマルサガル門近くのクーリー行きのバスターミナル前の小さなゲストハウス。
全く目立たない場所にあるのですが、部屋はかなり綺麗でゆっくり寛げます。時間帯によってはバスターミナルの喧噪が気になりますが、夜は大変静かです。シャワー&トイレ付き。ステンドグラス風の窓がオシャレ。これで150Rsはかなり良心的な価格設定です。隠れた穴場。現在2部屋しかない家族経営の小さなゲストハウスですが、新たに3部屋の追加を計画中とのこと。ルーフトップからの眺めはラジャスタンの生活が一望できます。フォート内のホテルの眺めも雄大でしたが、このゲストハウスの眺めの方が自分にはグッときました。
オーナーのカマルさんには撮影の仕事でも大変お世話になり、嘘つきの多いインド人の中では信用出来る数少ない貴重な人でした。心臓発作で亡くなった父親の意志を引き継いでゲストハウスを経営して、そんな話にもホロリとさせられます。ジャイサルメールの滞在が印象深かったのは、この快適なゲストハウスの影響もかなり大きいと思います。
ホテルピーコックの通りにあるANURAG GHの正面にあるインターネットポイントを副業にしているので、チェックイン時はここを訪問してみてください(GHはこの裏手にあります)。
メールで問い合わせれば部屋の写真を送ってくれるはずです。