国境の町、ヴァンティミリアにイタリア国鉄の終着列車が入ったのが20時45分ころ。対向列車との行き違いのため、サンレモの1つ前の駅で20分ちかく待たされました。このあたりは単線です。車内アナウンスはまったくなし。15分くらい待ったところで、ホームでなにかアナウンスがありましたが、イタリア語なので分かりません。
さてさて、ヴァンティミリアでフランス国鉄の電車が待っているかどうか、です。定刻では、15分くらい前に出ることになっているのですが、待っていてくれる可能性(期待)はゼロではありませんでした。ちなみに、この終着の列車の乗客は10人もいないようでした。夜に普通列車を乗り継いで国境越えをする人は少ないのですね。1時間まえにニース行きの直通ICが走っていますし。
たらたら徐行してヴァンティミリアの1番線に入ったのですが、フランス国鉄のホームには列車の影はありません。(待ってくれてはいなかったようです)
待合室に入って電光掲示板を見ると、ニース方面行きの列車にはすべてSOPの文字があります。これが「運休」を意味することはすでに学習済み。あらら。