レポート

最近増えて来た手口

公開日 : 2007年04月06日
最終更新 :

私の同僚、友人で以下に述べる様な手口にてチューリヒで現金を盗まれた人が増えておりますのでお伝えしておきます。

(同僚Pの場合)
イスの背もたれに引っ掛けた上着の内ポケットに財布を入れたまま友人と昼食をを取っていた最中、財布の中から現金100フラン札が消えていた。彼曰く、食事をしている最中に何者かが財布から現金のみを抜き取って元に戻しておいたとしか思えないとのこと。全く狐につままれた様でなかなか信じられない、手品のようだと言っていました。繰り返しますがこの他にもバーなどで同じように現金を盗まれた現地人の知り合いが何人かいます。

考え方によってはカード、身分証明書などは手をつけていないのため、痛手を被る範囲は限られ、旅行を続けるのにはさほど支障がないかもしれません。それでも盗まれたとなれば気分は良くないし、想定外の出費になります。

共通しているのは
1. 人の多いレストランやバー、特に忙しくなる昼食時や夕方以降に起きている。(客席間が狭い所は要注意)
2. 自分の手の届く所(もしくは目が届くと思っている所)に財布があるので盗まれないだろう(盗まれれば気が付くだろう)と安心してしまっている。
3. 現金のみ消えているので気が付くのが遅れる。

対策としては財布に触れられたとき気が付く様な所、つまり体に密着した所に財布を入れておくことくらいでしょうか。電車内で財布の入った上着を客席の横に引っ掛けておいたり、網棚に載せておくのも避けた方が良いでしょう。

多分似た様な手口は以前からあったのでしょうが、短期間の間に同じ様な話をいくつも聞いたので情報として提供いたします。

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1件のコメント

  • 07/04/10 16:08

    もっともしてはいけないこと

    >イスの背もたれに引っ掛けた上着の内ポケットに財布を入れたまま友人と昼食を取っていた

    せっかくレポートしていただいたのにこんなことを言うのも何ですが、現金を入れた上着やバックを椅子の背もたれにかけておいたら、盗まれて当たり前です。そう言うことをしてはいけないという、注意や警告はもう20年以上前からヨーロッパ旅行の常識となっています。

    もっとも最近はそういうことを知らない人、注意、警告されてもそんなことはないだろうとたかをくくって油断する人が多いようなので、再度注意を喚起する意味では意義のある書き込みかもしれません。

    あと気になるのは日本の感覚で、ろくにくちの閉まらないバック、カバンに財布を入れる人(だいたいが女性)。ちゃんとカバンの奥に入れたから大丈夫と思うようですが、そんなものプロにかかったら、何の対策もしていないのと同じ。おっしゃるように「体に密着した所に財布を入れておく」(それでも盗られる時は盗られます)か、バックに入れるならせめてカギがかかるバックにすることです。

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