レポート

ホステルでの騒音と盗難

公開日 : 2007年05月28日
最終更新 :

5月に約2週間アイルランドを旅しました。噂どおり美しい国でした。ユーロ高+物価が高い(飲食は東京の1.5~2倍?)ので、宿の半分はホステルを利用。全体的に設備はわりとよかったですが、驚いたのは夜中どころか朝まで大騒ぎする男性客が多いこと。隣や上の部屋だとほとんど眠れません。しかも誰も注意しないんです。同室の白人いわく「ホステルはこんなものだから仕方ない」。スタッフに注意するよう頼むと「そういう人はホステルへ泊まるな」と言われるとか。ちなみにB&Bも泊まりましたが、木造が多いので(民家なので)床を歩く足音が響く時もあります。ですから旅の間、慢性的な睡眠不足でした。どこでも眠れる方以外は心して行ってください。
 ホステルの話に戻りますが、ダブリンのグロブトロッターズというホステルで人生初の盗難(私は未遂)に遭いました。私が泊まった女性ドミトリーが無人の時に侵入され、私はトランクの鍵を壊されました。慌ててスタッフに連絡すると「何も盗まれなかったんだからいいじゃないか」と言われ、次にマネージャーが来て「鍵は前から壊れていたんじゃないのか」「では誰が私の荷物を床にばらまいたの」と怒ると「勝手に警察へ行け、ウチに責任はない」だけでした。私が警察で被害証明を書いてもらい(帰国後の損害賠償に出すため)部屋に戻ると、同室の白人達がデジカメとノートパソコンを盗られたと泣いていました。このホステルは玄関と部屋と2重セキリュティなので、彼女達は内部の人間が怪しいと言っていました。ここに限らず私が利用したホステルは全て2重セキリュティ+窓からの侵入もほぼ不可能でしたが、こういう例もあるので過信は禁物です。私は多くの旅の経験から貴重品類は一切トランクへ入れないので、何も盗られずに済んだと思います。しかし犯行時に部屋に戻っていたら、どうなっていたか判りません。
 それにしてもグロブトロッターズの対応は謝罪も一切なく、開き直るばかりで本当にひどいものでした。アイルランドには親切な人が本当に多かったので、こんな連中もいるのかと驚きました。ダブリンにホステルは多いので、こんな物騒なところはやめた方がいいと思います。

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5件のコメント

  • グローブトロッターズですか

    はじめまして。
    名前に聞き覚えがあり、調べてみたら私も利用したことがありました。
    私が泊まったのは遥か昔、20世紀のことで、その際は騒音や盗難騒ぎはなかったのですが(あったら本当に嫌な気持ちですね)マネージャーがなにやらしつこかった。。。
    受付付近の自販機でコーラを買って飲んでいると、話しかけてきました。
    アイルランドは当時アジア人観光客が本当に少なくて、珍しいので声をかけられたのだと思います。
    ここを選んだ理由を聞かれ「アメリカ人向けのガイドブックに載ってた」というと「日本のではないのか…」と残念がっていたし。
    そのうち「結婚相手とは○歳差がベストなんだよ」「計算方法はこれ」「あなたの年齢は?」と言われ、
    計算するとそのマネージャーとの相性ぴったりということになり(多分何歳といってもぴったりくる計算式)
    「あなたは結婚してアイルランドに住む気はないか?」と言われ、当時まだかわいかった自分は「なんかこわい~」と思った記憶が(今なら完全に聞き流しですが)。
    多分、次に泊まった日本人女子にも同じ事を言ってたのでしょうねえ。
    水果茶さんは、いやな思いをされたにもかかわらず、毅然とした態度と行動で、ホステルの騒音と盗難報告ではありましたが、なにやらかっこいいわと思わされました。

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    そのマネージャーですが

    今50才前後かな~、頭薄いんで意外ともう少し若いかも?私が他のスタッフにマネージャーの態度のことで怒ったら、嘘か本当か「彼の奥さんは日本人だから彼は日本人が好きなんだ、誤解しないでやって」と言われました。もし本当ならナンパして結婚したのかな…?
     毅然とした態度は海外では絶対必要です。日本人は「すみません」のクセで謝り言葉を簡単に言いがちですが、それは良くありません。相手の目を見据えながら、語学力に欠けてもいいので相手に真剣に伝えることが大切です。私はこの方法で、どこの国でも相手のいいようにされたことはありません。もっとも私は華人(中華系民族)と戦い?慣れているので、相手が何人だろうが自分の言い分を主張できてしまうんですが(もちろん日本人の謙虚さも持っているつもり)。

  • Re: ホステルでの騒音と盗難

    水果茶さん、こんにちは。
    私も長年憧れていたアイルランドでお財布を盗られて帰ってきました。
    私の場合、帰国時に空港の手荷物検査場にて、です。もしかするともう少し前になくなっていたのかもしれませんがX線ででて来たバックのチャックが開き、案の定財布がありませんでした。
    係員に話すと一緒に空港を走って探してくれましたがもちろん見つかりません。それまでアイルランドの方たちが本当に親切で気さくだったので油断があったのだと思います。
    アイルランドで盗難にあうとたとえ未遂にしても....なんというか、すごく寂しい気持ちになりますよね。人柄に感動していたのに盗難でいっきに奈落。落差が激しいのでショックが大きいのです。
    もちろん、どこの国にもよからぬことを企てる人はいるのでしょうが。

    ホステルの男性の騒音。
    私は英国バースのYMCAで体験しました。個室に泊まっていたのですが、真夜中「ドドドドド!」と廊下でものすごい音がし、さらにその音を追いかける足音と怒声が聞こえ、中庭で言い争いが。ドミトリーでの盗難事件らしく、映画でしか聞いたことがない禁句を混ぜ込んだ言い争いは聞くに耐えません。驚いたことに、だれも止めないし、口論は延々続くのです。盗難でしょ....?いいの??と思いながら窓から様子を伺いましたが、ものすごく怖かった。だって、盗難ですもの!犯罪ですよ??
    その後もYMCAの評価を求めるメールの返信に苦情をかきましたが、もちろん返事はありません。
    今回水果茶さんの体験を読んでなんだか納得がいきました。きっと「未遂で発見したんだからいいじゃないか」。そういうことなんでしょうね。

    わたしも水果茶さん同様、「こんなことがありました」というご報告まで。


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    欧州って危ないんですかね

    実は私白人が嫌いです「自分達が一番優秀」みたいな部分が。だもんで今回も憧れや期待は全くなく(爆)、たまたまアイリッシュと友人になり「一度おいで」と何回も言われた+評判のいい国らしい+たまに欧州行くのもいいか=という程度で。だから逆に「こんな良い人が白人にもいるのか(今回の旅はアムステルダムでもアイルランドでも嫌な奴が皆無でした)」という驚きの連続でした。そのため騒音(犯人追っかけとはちがうかな?)や盗難事件の時は「これだから白人に憧れる必要はないっていうの」って納得?したぐらいです。アジアの方が物騒と言われますが、私は今のところ全く問題なし。土地の相性っていうのもあるかもね。
     
     未遂の私が言うのも何ですが、たった1つの出来事(大きなケガや損害は別だけど)で私が誰かに言われたように「残念でした」と旅そのものを否定する必要はないし、この1件でmomopekoさんも財布の安全性について考えることができたわけでしょう?私も今回は「一歩間違えればおまえも被害に遭うぞ」という戒めと思っています。
     にしても手荷物検査時とは信じられない、ダブリン空港って大して混んでないし。やはりすでに掏られていたんじゃないでしょうか?ダブリンの日本人留学生から聞きましたが、現地のスリは凄腕で、彼女も全く気づかぬうちにやられたと言っていました。
     そういうわけで旅人さん、ダブリンはアイルランドの他の地域とは別の国と思ったほうがいいです。

  • 残念でしたね。

    この5月に4泊でダブリンに行きました。RyanairでEindhoven(オランダ)往復4セントで。ダブリンでは街中のアパートを借りました。stayDublin.com で予約。4泊だけではまさに観光客ですが、出会った多くの人達は大変親切で、いい印象が残りました。水果茶さんの経験は残念でしたね。ダブリン郊外ではたまたま道を尋ねた人がオーストラリアの医師夫婦の観光客で、一緒に行こうと誘われ、彼らのレンタカーにヒッチハイクしましたまでして、半日一緒に過ごしました。こちらは女性3人であったのでお互い安心であったこともあります。言葉がある程度出来ること、しっかり意思を示す能力があることは大切でしょう。また、こちらからおしゃべりしたり、話しかける態度があると、もっと楽しくなります。私と同行の女性の1人はオーストラリアを周遊したこともあり、その話をちかけて、その夫婦の住む町の様子や子供の子供の話し等にも入り込み楽しい経験でした。まあ盗難という災難に出会わなかったので、水果茶さんの苦労はお察しします。時々私は思うのですが、災難のときの対処やアフターケアーには人種差別も加担しているように思います。それだけに私達は正しい会話能力つける必要があるようです。私と同行の女性2人は若いオランダ人でしたから、彼らの会話能力と社交技術で一層楽しく過ごせたようです。これに懲りず旅行をしてください。こちらオランダ在住ですが、アイルランドの物価には私も驚きましたね。

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    旅に危険は付き物です

    Terraさん:一人旅を黙々と続けたわけではなく、途中で出会った日本人女性とアラン諸島へ泊まりがけで行ったり、ホステルやバスツアーで知り合った白人たちとパブや食事に行ったりしました。ダブリンにはアイリッシュの友人もいる(が先方の都合で連泊できずホステルへ)ので、コミュニケーション能力はある程度備えていると思います。私も今回出会ったのはほぼ全員良い人でした。ですからアイルランド旅行が良くなかったと言っている訳ではなく、危険情報としてこのホステルでの経験を皆さんにお知らせしているだけなので、念のため。 
     今まで旅のトラブルは皆無でしたが、「危険は誰でも隣り合わせ」と痛感しました。また語学力や人種、人数と盗難は、今回の件では無関係と思います。同室のグループで来ていた白人は高額商品を盗まれ(私は何も盗られていません)、スタッフの対応が悪いと怒ってましたから。

    マルコポーロ3さん:国内YHに泊まったのは随分前、海外は初めてで、海外旅行はもっぱらホテルばかり、YHとホステルがちがうとは知りませんでした。YHは公的、ホステルは民間とかですか?聞いた話では、海外のホステルの騒音はどこも似たようなものだとか=白人男性がよく騒ぐらしいです。騒音はともかく、盗難を含む危険情報やどこが良いといった旅の情報はできるだけ公開する必要性を感じました。皆さんもそうして、お互いの旅の安全を図りましょう。

  • 退会ユーザ @*******
    07/05/28 16:29

    YHなら盗難も騒音も無縁?

    大変なところに泊まりましたね。
    ホステルのすべてが悪いわけではもちろんないのですが、問題のある所も多いので、次からはYH(ユースホステル)に泊まることをお勧めします。

    都心にあるダブリン国際YHは外観もステンドグラスずくめの内部も教会のようなせいか、静寂です。おそらくダブリン一素晴らしい安宿なので泊まられずに残念です。よって今まで数十人に勧めましたが、もちろん盗難も騒音の報告もありません。

    YHでもドミトリーという性格上、盗難が全くないとはいえませんが、この掲示板の過去のレスを見てもホステルよりははるかに少ないです。
    私はいつもYHなので騒音で安眠できなかったことはありません。たまにいびきですぐには寝れなかったことがあるくらいです。

    100%の保障はできませんが、YHに泊まれば、盗難も騒音も無縁です。少なくても私の場合はYHに1000泊近くして無縁でした。

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  • Globetrotters/The Townhouse in Dublin, Ireland, Eu

    http://www.hostelworld.com/availability.php/GlobetrottersTheTownhouse-Dublin-102

    ここですか。
    一応レポートした方がいいでしょうね。

    みどりのくつした

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    Re: Globetrotters/The Townhouse in Dublin, Ireland, Eu

    早速のお返事ありがとうございました。ところでレポートって何をするんでしょうか。このサイトにコメントするということ?したいのはヤマヤマですが、英語が堪能ではないので…。とにかく一人でも多くの日本人ツーリストにお知らせしたくて、まずはここに投稿しました。

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