6月4日～12日成田着のモスクワ2泊⇒スズダリ⇒サンクトペテルブルク4泊、メンバー18名のツアーに行って来ました。
当方今年の1月定年退職しましたが、参加メンバーはすべて60歳以上のシニアツアーでした。なんとなく未知の国でしたが、感想等報告します。
ロシアはここ3～4年の経済発展もあり、自動車、大型トラックが幹線道路にあふれ、モスクワは大渋滞でした。2日目の夕食はレストランにバスで行きましたが、あとの5分で到着する予定でした。しかし、交差点での乗用車の接触事故(?)があり、つぎつぎ突っ込んでくる車で身動き取れず、結局1時間半くらい動けませんでした。交通管制の不備、パトカーが来たのですが、制御不能で消えてしまいました。当事者が交差点のど真ん中で延々と話をしているだけで、警察も手が出さないようで、警察力が弱いようでした。4日目に国内線の移動でも、モスクワの大環状道路の大渋滞で飛行機の出発時間に間に合わず、現地担当の尽力で飛行機の出発を待っててもらい何とか移動できました。
ロシアの文化・風土について、事前に『ドクトルジバゴ』をみたり、歴史の開解説書をチラッと読みましたが、ロシア正教の寺院の壮麗さと歴代王朝の歴史の多様さに圧倒されました。もう少し、事前に知識を身に付けていればよりよい観光ができそうです。ただ、年配の日本人がふと、『ロシアはお寺ばかりでまいっちゃうよ』とも言っていました。
ペテルブルクは欧米のクルーズの観光客であふれており、ツアーの場合は特に各観光地、優先入場もあり楽です。プーチン大統領はペテルブルク出身で、市長も勤めてこともあり、当地の整備が他より圧倒的に進んでいるようでした。
制度の改正で、滞在許可書の発行のないホテルもありました。入管の手続きの簡素化、観光客受け入れ態勢の整備を進めれば、歴史的な遺産と文化の多様さにより観光大国になるような気がしました。
