Q&A

日本人宿のモラル低下?

公開日 : 2007年07月20日
最終更新 :

中央アジア、中東を周遊しています。

キルギス共和国のビシケクで日本人宿(オーナーは現地人)の南旅館(サウス・ゲストハウス)に宿泊しました。現地のゲストハウスは有名所で3つほどあるのですが、「南旅館」の宣伝チラシが他の国のゲストハウスに多くあって、このゲストハウスに向かいました。

まず、市内から遠く見つけづらかったです。実際はビシケク市内ではないと思います。アパートの一室の2部屋がバックパッカーに開放されてます(9ベッド)。日本語を話すオーナーは外国に移住していて、オーナーの母親と日本人の管理人がいました。長期滞在者もいました。

7月18日に、旅行者間で6000ドル以上の盗難事件が起きました。当日、やってきた男性旅行者がバックパックをおいて外出、帰宅したときにバックパックの中にあったはずの手帳が外に出されていて不審に思ったそうです。その後、バックがナイフで切られ、キャッシュカード、現金、トラべラーズチェックなどが入った貴重品袋が無くなっていたことに気づいたそうです。別の宿泊客のナイフも盗まれていたことが分かりました。

その後、被害者の要求で宿に警察が来て、全員の持ち物がチェックされました。結局、盗難品は見つからず、旅行者全員が警察に連行されて、手帳などについていた指紋と照合するために指紋と写真を撮られました(深夜―朝まで)。結局、刑事事件にすると一ヶ月以上足止めされるとのことで被害者は「盗難」ではなく「紛失」で被害届けを出し、トラベラーズチェックなどの再発行ポリスレポートをもらって、事件は終わりました。

盗難のあった日の昼間には、オーナー(海外移住のため)の母親の親戚が来ていましたが、彼らは捜索を受けませんでした。

日本人の管理人もきちんと管理しているわけでなく、始終外出、アパートのドアに鍵が閉まっていなかったことも分かりました。オーナーの母親も働いていて、このゲストハウスでは、アパートの鍵が旅行者全員に配られて出入りが自由になっていました。合鍵をつくることも可能で、以前の宿泊客(実際、何度もここに長期滞在していた日本人がいたそうです)、現地人の犯行など、疑い出したらきりがありません。

教訓として、宿泊費の安さはそれなりの理由があることを知りました。
警察に連行されるなど緊張して疲れましたが、良い教訓を得ました。このゲストハウスでは以前にも旅行者の本などが紛失しているとのことです。もしかしたら、日本人宿のパッカーのモラルが低下しているのかもしれません。






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3件のコメント

  • 07/09/27 23:15

    その後の調査で分かったこと

     その盗難事件ですが、ちょうど同じくらいの時期にサブルベクG.H.
    でも約700$の盗難事件がありました。被害者は日本人ではなく、韓国人の旅行者です。その後の警察等の調査により、事件当日、両方の宿に泊まっていた韓国人女性クリスティーンと、その知人として部屋を訪れた中国人ジュリアン(本名「代兵」?)が疑わしいという話になったのですが、この男は取調べをうまく逃れ、中国に逃亡してしまいました。さらに、この韓国人女性もうやむやの内に中国に出国してしまいました。

     その後、9/3に中国敦煌の飛天賓館のドミでも日本人旅行者らが現金
    やi-podを盗まれる事件が起こったのですが、何とこの時同じ部屋にいたのが、上述の中国人ジュリアンとクリスティーンの2人だったのです。
    彼らはこちらの事件に関しても関与が疑われています。既に敦煌の公安にも捜査の依頼がなされています。

    つまり、特定された容疑者は日本人でも宿の人間でもないのではないか
    、という話です。

    詳細は旅行人BBSの「ビシュケクの宿」と「新疆」の部分に載せました。
    興味のある方はそちらの方を参照してください。

    あとですね、

    >実際はビシケク市内ではないと思います。

    行政上は一応ビシュケク市の中に入っています。主観でモノをいうべきではないですね。

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  • 「旅行小切手を現金と同様の注意を持って保管していたこと」が、再発行条件です。

    >>バックがナイフで切られ、キャッシュカード、現金、トラべラーズチェックなどが入った貴重品袋が無くなっていた

    これ厳密に言うと、問題になります。

    --------------------------------------------------------------
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/money/tcrefund.htm
    旅行小切手を現金と同様の注意を持って保管していたこと。

    これが案外と問題だと思いますよ。
    よく、トラベラーズチェックは再発行されると思い込んで、物のように扱っていた場合。
    例えば、部屋に置いていて盗まれた場合、バックパックに入れていてバックパックごと(バックパックを開けられて)盗まれた場合、それは、現金と同様の注意を払ってなかった(現金を部屋に裸で置くこともないし、現金をバックパックに入れることもないでしょうから)わけですから、問題にされる可能性があります。
    -----------------------------------------------------------

    トラベラーズチェックをバックパックに入れて、
    それを部屋に置きっぱなしにしていた場合、
    「旅行小切手を現金と同様の注意を持って保管していたこと」
    という再発行条件に合わないと認定されると、
    再発行が簡単にいかない可能性もありますよ。

    僕は、トラベラーズチェックは常に、デイパックに入れて
    携帯しています。

    みどりのくつした

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    そうなんですか

    ためになりました。わたしはトラベラーズチェックを作ったことがないのですが、今後の参考になりました。

  • 宿に6000ドル相当を置いて、外出する旅行者も問題ありです。

    盗難というのは、自己管理責任も問われます。
    私もホーチミンのベンタイン市場前でリンギットを盗まれました。
    他にも米ドル、日本円などがありましたが、
    すられやすいところにあったリンギットだけがやられました。

    一番やられやすい場所、
    そこに現金を置く行為に問題がありました。

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